特定のクラスのスタイルを定義する - クラスセレクターの利用

特定のクラスのスタイルをスタイルシートで定義するコードを紹介します。

書式

クラスのスタイルを定義する場合は 以下の記述をします。クラス名の先頭に"."を記述します。

.(クラス名){
   (スタイル記述)
}
メモ
.(クラス名) .(クラス名) .(クラス名) .(クラス名) .(クラス名) のようにスペースを開けて複数 クラスを記述した場合はサブクラスの定義となります。詳しくは、こちらの記事を参照してください。

記述例

.MyFrame {
  font-size:1.2rem;
}
.AttentionCaption {
  font-size:0.8rem;
  font-weight:700;
}

補足:クラス名の命名について

クラス名の名前のつけかたは、デザイン上の呼称よりも要素の意味を命名したほうが良いです。
エラーメッセージのスタイルを赤いテキストで表現する場合、"red-text"と命名するのではなく、"error-message" のように 意味を命名するほうが適切です。

良い例
.error-message {
  color: red;
}

あまり良くない例
.red-text {
  color: red;
}

コード

下記のコードを記述します。

ClassSelector.css
.MyClass1 {
  font-size:18px;
  color:#808080;
}

.MyClass2 {
  background-color: #202020;
  color:#E0E010;
  font-size:14px;
}

.MyClass3 {
  border-bottom: 1px solid #C02020;
  font-size:14px;
}

ClassSelector.html
<!DOCTYPE html>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8"/>
    <title></title>
    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="ClassSelector.css" />
</head>
<body>
    <div class="MyClass1">コンテンツ その1 (クラス1)</div>
    <div class="MyClass2">コンテンツ その2 (クラス2)</div>
    <div class="MyClass3">コンテンツ その3 (クラス3)</div>
</body>
</html>

表示結果

上記のHTMLをWebブラウザで表示すると下図の画面が表示されます。クラス名に応じて画面表示のスタイルが違うことがわかります。

特定のクラスのスタイルを定義する - クラスセレクターの利用:画像1

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2013-01-10
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