コントロールの DataBindings を利用したデータベースアプリケーション開発の手順 - C#

コントロールの DataBindings を利用したデータベースアプリケーション開発の手順を紹介します。

概要

DataBindings を利用するとデータベースとの接続が簡単にでき、実装コードも少なく簡単にデータベースアプリケーションを開発できます。 一方で、利用するコントロールが多く、データセットなど通常のアプリケーションでは利用しない仕組みもあるため、わかりずらい面もあります。 この記事では、コントロールのDataBindings を利用する場合のデータベースアプリケーションの作成手順を紹介します。

データベースの準備

データベースを作成する

データベースを作成します。ローカルのデータベース利用する方法と、データベースサーバーを利用する方法があります。

テーブルの作成

データベースが作成できたら、データベース内にテーブルを作成します。テーブル内には確認用のサンプルのデーターを入れておきます。

アプリケーションプロジェクトの作成

アプリケーションのプロジェクトを作成します。アプリケーションはWindows Formアプリケーションを選択します。
.NET Framework, .NET 5 (.NET Core) どちらのWindows FormアプリケーションでもDataBindingsは利用できます。

データセットの作成

Windows Form アプリケーションが作成できたらプロジェクトにデータセットを作成します。
データセットの作成手順はこちらの記事を参照してください。

フォームへのDatSet, TableAdapterの追加

データセットに作成したTableAdapterをフォームに追加します。 追加の手順はこちらの記事を参照してください。

フォームのコントロールのDataBindings設定

フォームに配置したウィンドウコントロールにデータセットのどのフィールドを対応付けるかの設定をします。 対応付けはDataBindingsプロパティで設定します。手順はこちらの記事を参照してください。

コントロールへの値の反映

DataBindingsプロパティを設定しただけでは、データベースの値はウィンドウコントロールに反映されません。 値を反映させるには、TableAdapterオブジェクトのFill()メソッドを利用します。
コードの実装についてはこちらの記事を参照してください。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2021-05-19
作成日: 2021-05-18
iPentec all rights reserverd.