StarTeamリポジトリの過去の状態を取得する

プログラムの開発の中で、原因不明のバグなどにより、少し前の状態を再現したいことがあります。また、結構昔のリリースをビルドする必要に迫られることもあります。ここでは、そうした以前の状態をリポジトリから取得する方法を紹介します。 まず、「StarTeam」メニューの「取得」などで、プロジェクトを取得しておきます。 次に「StarTeam」メニューの「チェックアウト」メニューをクリックします。

ちなみに下の図は最新版のフォームです。

チェックアウトメニューをクリックすると、下図のようなダイアログが表示されます。 まず「チェックアウトを強制」チェックボックスをチェックします。これをチェックしないと、現在のプロジェクトに対してマージを試みようとします。今回は古いコードをそのまま取得したいので、強制でチェックアウトします。次に「基準」を設定します。これは、現在の構成、ラベルつきの構成、日時で指定されるある時点の構成などから基準を決めることができます。今回は過去のある時点でラベルをつけた構成をチェックアウトしてみます。ロックステータスや、その他詳細オプションはデフォルトのままです。

「OK」ボタンを押 すとチェックアウトが始まります。チェックアウトが終わりましたら、フォームやユニットなどのファイルをすべて閉じてください、閉じないと新しい状態のまま更新されていないように見えてしまいます。


古い状態のフォームになりました、コンポーネントがだいぶ少なくなっているのがわかります。

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2007-02-01
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