連続した日付のテーブルで集計をする - ピボットテーブルで値のない項目も表示した集計テーブルの作成 - Excel

Excelで日付ごとに集計をして結果を表示する表の作成手順を紹介します。

手順

Excelを起動します。


下図のデータを準備します。

販売日	品名	カテゴリ	価格
9月1日	ペンギンクッキー	クッキー	380
9月8日	くじらクッキー	クッキー	640
9月10日	ひよこキャンディー	キャンディー	180
9月10日	しろくまケーキ	ケーキ	1200
9月12日	ペンギンクッキー	クッキー	380
9月18日	くじらクッキー	クッキー	640
9月22日	ひよこキャンディー	キャンディー	180
9月22日	ペンギンクッキー	クッキー	380
9月22日	しろくまケーキ	ケーキ	1200
9月25日	くじらクッキー	クッキー	640
9月30日	ペンギンクッキー	クッキー	380

作成した表のセルの範囲を選択してツールリボンの[挿入]タブの[ピボットテーブル]をクリックします。


下図のドロップダウンメニューが表示されます。[テーブルまたは範囲から]の項目をクリックします。


[テーブルまたは範囲からのピボットテーブル]ダイアログが表示されます。[テーブル/範囲]には選択した表の範囲が設定されています。 [ピボットテーブルをハイツする場所を選択してください]の設定は[新規ワークシート]のラジオボタンを選択します。 ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。


新しいシートが作成され、ピボットテーブルが配置されました。


ウィンドウ右側の[ピボットテーブルのフィールド]のエリアの上部のリストの[発売日]の項目をドラッグして、[行]のエリアにドロップします。


ドロップすると[行]のエリアに"販売日"の項目が追加され、ピボットテーブルの左側の列に日付が表示されます。


続いて、ウィンドウ右側の[ピボットテーブルのフィールド]のエリアの上部のリストの[品名]の項目をドラッグして、 [値]のエリアにドロップします。


ドロップすると[値]のエリアに"個数 / 品名" の項目が追加されます。ピボットテーブルの右に"個数 / 品名"列が表示され、 数値が表示されます。販売日ごとの販売数が表示された表ができました。


集計結果だけであれば、この表で問題ありませんが、集計ではすべての日付を表示した表にしたいことがあります。集計結果が0である日も行として表示したい場合の手順を次のセクションで紹介します。

手順: 日・月でグループ化し、値のない日付を表示する

作成したピボットテーブルの日付のセルを選択します。


右クリックしてポップアップメニューを表示します。メニューの[グループ化]の項目をクリックします。


下図の[グループ化]のダイアログが表示されます。 [単位]のリストの"日"と"月"を選択します。選択後[OK]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。


グループ化できたため、"9月"グループがピボットテーブルに表示されます。


[行]のエリアの[日(販売日)]の項目をクリックします。下図のドロップダウンメニューが表示されます。 メニューの[フィールドの設定]の項目をクリックします。


[フィールドの設定]ダイアログが表示されます。[レイアウトと印刷]タブをクリックして選択します。


ダイアログ内の[データのないアイテムを表示する]チェックボックスにチェックを入れます。


設定ができると、値のない日付も表示されます。


下にスクロールして、9月の部分を表示します。すべての日付が表示され、集計結果も表示されています。

手順: 日でグループ化し、値のない日付を表示する

日付が表示されている行を選択します。


右クリックし、ポップアップメニューを表示します。メニューの[グループ化]メニューを選択します。


[グループ化]ダイアログが表示されます。 [単位]のリストの"日"を選択します。選択後[OK]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。


見た目にはわかりにくいですが、グループ化できています。


[行]のエリアの[日(販売日)]の項目をクリックします。下図のドロップダウンメニューが表示されます。 メニューの[フィールドの設定]の項目をクリックします。


[フィールドの設定]ダイアログが表示されます。[レイアウトと印刷]タブをクリックして選択します。


ダイアログ内の[データのないアイテムを表示する]チェックボックスにチェックを入れます。


設定ができると、値のない日付も表示されます。


下にスクロールして、9月の部分を表示します。すべての日付が表示され、集計結果も表示されています。