Microsoft Azureの仮想マシンを停止したが、コンピューティング料金が発生し続ける

Microsoft Azureの仮想マシンを停止したが、コンピューティング料金が発生し続ける現象について紹介します。

仮想マシンにログインして仮想マシンからシャットダウンをすると、下図の「停止済み (引き続きコンピューティングの料金は発生)」状態となり、マシンをシャットダウンしたにもかかわらず仮想マシンの使用料金が発生し続けます。


マシンをシャットダウンしただけでは、仮想マシンのCPUやメモリのリソースが解放されないため、マシンが停止中であっても使用料が発生し続けます。仮想マシンのリソースを開放してマシンを停止する場合は、Azureポータルの仮想マシンの設定画面のツールバーの[停止]ボタンをクリックします。
下図の[この仮想マシンの停止]ポップアップウィンドウが表示されますので[はい]ボタンをクリックします。


[更新中]のメッセージが表示され、可能マシンの停止処理が始まります。


仮想マシンが停止されると、ダッシュボードの画面右上に仮想マシンが停止された旨のポップアップウィンドウが表示されます。


仮想マシンのリストを確認します。仮想マシンが完全に停止したことにより、[状態]の欄が空欄になっています。


仮想マシンの設定画面を表示します。「停止済み (引き続きコンピューティングの料金は発生)」のメッセージも消え、課金がされない状態になりました。


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2016-06-27
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