携帯・スマートフォンとデジタルカメラの違い (画質、操作性)
スマートフォンや携帯電話のカメラとデジタルカメラの違いを紹介します。
画質
画質を比較します。
SHARP SH006 (携帯電話・フィーチャーフォン)
携帯電話のカメラで撮影した画像です。
Apple iPhone4 (スマートフォン)
若干露出オーバー気味です。iPhone4で撮影した画像は全体的に赤みが弱くなる傾向です。
Sumsung Galaxy S (スマートフォン)
シャープが強く鮮明感があります。色味は彩度が高くなる傾向があるようです。
SHARP SH-01D (スマートフォン)
自然な感じの色味で撮影できています。
Nikon P300 (コンパクトデジタルカメラ)
自然な色味で撮影されています。鮮明感もあります。
Olympus E-P3 (レンズ交換式カメラ)
自然な感じの色味で撮影できています。センサーのサイズが大きいため、被写界深度が浅く遠くがボケています。
原寸サイズの画像での比較
SHARP SH006
若干眠たい感じの画像になっています。
Apple iPhone4
シャープさはありますが露出オーバー気味なため、白とびしている部分があります。
Sumsung Galaxy S
シャープが強く鮮明感があります。ガラスの青い光が周囲を照らすため全体的にうっすら青みがかかるはずですが、その描写がなく、色味は脚色したような嘘っぽさがあります。
SHARP SH-01D
それほど鮮明ではありませんが、バランスの良い画像です。
Nikon P300
コンパクトデジタルカメラでの撮影画像です。地面のディティールがしっかりと撮影できています。鮮明感もあります。
Olympus E-P3
手前の地面のディティールがしっかりと撮影できています。被写界深度が浅く遠くがボケています。スマートフォンやコンパクトデジカメと異なり、ガラスのハイライト部分が柔らかく描写できています。
オートフォーカス
スマートフォンはオートフォーカスが高速なものが多いですが、携帯電話のカメラではオートフォーカスが遅い機種もかなります。オートフォーカスが遅いとシャッターを押してから撮影されるまでに数秒かかる場合もあり、とりたいシーンを撮り逃したり、すぐに撮影ができなくてイライラする場合があります。
フォーカス、露出の正確性
スマートフォンや携帯のカメラではオートフォーカスで合わせたピントが撮影者が撮影したい対象物と違う場合やフォーカスが迷ってしまうことがあります。また露出も撮影者が意図しない設定になってしまうことがあります。
連続撮影
携帯電話のカメラでは撮影後、フラッシュメモリーへの書き込みや画像処理をするため、すぐに次のシャッターを切れないことがあります。最近のスマートフォンは処理速度が速いため、差は縮まりつつあります。
まとめ
記録用として撮影するならばスマートフォンのカメラも性能が上がってきたため、十分使えます。画質や発色にこだわりたい場合や一度しかないシャッターチャンスをしっかりととらえたい場合はデジタルカメラを使うのが良いかと思われます。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。