指定範囲のセルの値の合計を求める - Excel

Excel指定した範囲内にあるセルの値の合計を求める手順を紹介します。

概要

セルの一定範囲の合計値を求める場合にはSUM関数を用います。

書式

SUM([合計を求めるセルの範囲])
または
SUM([セル開始位置:セル終了位置])

補足
同様の手順で、セルの値を掛け算する場合にはPRODUCT関数を利用します。PRODUCT関数についてはこちらの記事を参照してください。

記述例

以下はC3セルからC7セルまでの合計値を求める数式です。
=SUM(C3:C7)

使用シーン1

下図の表を作成します。

値15
値26
値37
値45
値52
合計

単純に計算するだけであれば、C8セルに次の数式を入力します。
=C3+C4+C5+C6+C7


数式を確定すると、セルの合計値がC8セルに表示されます。 しかし、セルの数が非常に多い場合では数式を記述する作業も大変ですし、途中のセルを抜かしてしまう場合もあります。


範囲指定したセルの値の合計を計算する場合は、次の数式を利用します。
=SUM(C3:C7)
C8セルに=SUM(を入力します。


C3セルからC7セルまでをドラッグして選択します。


)閉じ括弧を入力し、数式を確定します。


数式を入力したC8セルに、C3セルからC7セルまでの値の合計値が表示されます。

使用シーン2

複数行、複数列のセルの範囲の合計を求めることもできます。
下図の表を準備します。


147
258
369

次の数式を入力します。
=SUM(D2:D4)

セルに =SUM(を入力します。


B2セルから、C4セルに向かってドラッグして範囲選択します。SUMのパラメーターにセルの範囲が設定されます。


閉じ括弧を入力して、数式を確定します。


数式を確定すると、B2セルからC4セルの範囲の値の合計値が表示されます。

使用シーン3:複数の範囲

複数の範囲の合計を求める場合は範囲を","(カンマ)で区切ります。

以下の表を準備します。


1 4 10 20
2 5 12 21
3 6 14 22

J9セルに2つの範囲の合計値を表示します。次の数式をJ9セルに入力します。
=SUM(C3:D5,G3:H5)



数式が確定されると合計値がセルに表示されます。


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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-06-25
改訂日: 2022-12-27
作成日: 2010-08-19
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