文字列として表現されている数値を数値に列指定してまとめて変換する手順を紹介します。
概要
こちらの記事では、文字列として表現されている数値を数値に変換する手順を紹介しました。
この記事では、列を指定して文字列として表現されている数値をまとめて変換する手順を紹介します。
手順
下図のようなExcel表を用意します。数値が文字列として表現されているセルがあります。
列のヘッダをクリックして変換してたい列を選択します。今回はB列を選択します。
ツールリボンの[データ]タブをクリックして選択します。
ツールリボンの[区切り位置]ボタンをクリックします。
[区切り位置指定ウィザード]ダイアログが表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
フィールドの区切り位置指定設定画面が表示されます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。
区切り後のデータ形式指定画面が表示されます。今回はこちらもデフォルトのままでよいです。[完了]ボタンをクリックして処理を完了します。
選択した列の文字列が数値に変化されます。数値に変換され右揃えの表示になっていることが確認できます。
同様の手順を繰り返して、複数の列の値を文字列から数値に変換できます。
補足
複数の列を選択した場合や、行を選択して同様の操作を実行すると「一度に変換できるのは1列だけです。」のエラーメッセージが表示されます。複数の列をまとめて変換はできません。
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2017-08-10