VBA (Excelのマクロ) でメッセージボックス/メッセージダイアログを表示する

VBA でメッセージボックス(メッセージダイアログ)を表示するコードを紹介します。

概要

VBAでメッセージボックス、メッセージダイアログを表示する場合は MsgBox 関数を利用します。

書式

MsgBox (メッセージボックスのメッセージ)
MsgBox (メッセージボックスのメッセージ), (ボタンの種類), (メッセージボックスのタイトル)
または
MsgBox (メッセージボックスのメッセージ), (ボタンの種類), (メッセージボックスのタイトル), (ヘルプファイル), (ヘルプコンテキスト)
ヘルプfileまで指定する利用は少ないかと思われますので、上記の2つの書式が主に使われます。

プログラム例

Excelの場合を例に紹介します。

フォームコントロールのボタンをExcelのシートに配置しクリックにより実行されるマクロを作成します。マクロのコードに下記を記述します。
MsgBox 関数を呼び出しメッセージボックスを表示します。
Sub Button1_Click()
MsgBox "テストのメッセージボックス"
End Sub


Excelシートに戻りボタンをクリックします。下図のメッセージボックスが表示されます。


コードを下記に変更します。引数を3つにし、メッセージボックスのボタンの種類とメッセージボックスのタイトルも指定できる呼び出しに変えます。
Sub Button1_Click()
MsgBox "テストのメッセージボックス", vbOKOnly, "メッセージのタイトル"
End Sub


Excelのシートに戻り、ボタンをクリックします。下図のメッセージボックスが表示されます。メッセージボックスのタイトルもMsgBox関数で与えた文字列で表示できています。

著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。
最終更新日: 2024-01-21
作成日: 2018-08-31
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