埋め込みイメージとリンクイメージの違い - Illustrator

Illustratorでの埋め込みイメージとリンクイメージの違いについて紹介します。

リンクイメージ

Illustrator 7.0以前の画像配置方法です。画像ファイルを指定することで指定したファイルの画像を配置できます。リンクがとして処理されているため、元の画像ファイルが変更されると変更内容はIllustratorのドキュメントにも反映されます。
リンクイメージの配置方法はこちらの記事を参照してください。

埋め込みイメージ

Illustrator 7.0以降で利用できる新しい画像配置方法です。画像ファイルを指定すると画像データがーIllustratorドキュメント内(aiファイル)に埋め込まれます。画像データがファイルに埋め込まれるため、画像の配置後に元の画像ファイルを編集しても変更内容はIllustratorドキュメントには反映されません。
埋め込みイメージの配置方法はこちらの記事を参照してください。

Illustratorドキュメントのキャンバスに、リンクイメージと埋め込みイメージで画像を配置します。


続いて、Photoshopなどの画像編集ソフトで元画像のファイルを編集します。今回は背景色を変更します。



Illustrator でドキュメントを開くと、リンクイメージで配置した画像は編集内容が反映されています。一方、埋め込みイメージで配置した画像は元の画像がそのまま保持されています。


リンクイメージは画像を選択状態にすると、選択枠の対角線が表示され、斜めの線が表示されます。(×のように見えます。)


一方、埋め込みイメージは選択状態のとき、外の外形枠とサイズ変更のハンドルが表示されるのみで、選択枠には対角線は表示されません。


著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
最終更新日: 2018-11-14
作成日: 2016-03-02
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