M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R のレビューです。
購入
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M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ Rは現在は販売終了となっており、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm を入手する方法もあります。
または、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO も選択肢としてあります。
外観
レンズプロテクター
レンズプロテクターはこちらを使っています。フィルター口径は37mmです。上の写真では枠が黒のレンズプロテクターを付けていますがこのレンズの場合シルバー枠のレンズプロテクターをつけてもよさそうです。
使用感
一見小さそうに見えますが、使うときはロックを外し、鏡筒を延ばす必要があります。
使用時には下図の大きさになります。
MSC機構を搭載しているレンズのためピント合わせの音も静かで高速です。
NEXシリーズとの比較ではNEXシリーズのズームレンズSEL1855は35mm換算で27mmから82.5mmに対し、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmは35mm換算で28㎜から84mmまでとなっています。実際の使用感でもM.ZUIKO DIGITAL 14-42mmのほうがよりズームできる使用感です。一方、広角側はSEL1855のほうが1㎜より広角ですが、実際の使用感ではあまり違いを感じませんでした。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmでSEL1855の撮影範囲と同じ範囲を撮影するためには20cm程度後ろに下がると、だいたい同じ範囲が撮影できる感じです。
近距離撮影
マクロレンズではありませんが、そこそこ近くまで寄ることができます。
下図はズーム端でぎりぎりまで寄った場合です。
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-14-42mm-f35-56-2-r-review-03)
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R - F5.6 1/25秒
カタログ値ではズーム端では最短撮影距離は0.3mですが、もう少し寄ってもピントは合うようです。
用途
広角からズームまでこれ一本で大体事足ります。普段の撮影はこれで十分です。ただし、ロックを解除して鏡筒を伸ばさないと撮影できないため、旅行などで素早く撮影したい場合(スナップ撮影)などは若干不向きです。
まとめ
通常の撮影では十分な性能のレンズです。フォーカス合わせも静かで高速です。使っている中でも不満に感じることはないかと思われます。ロックを解除して鏡筒を延ばさないといけない点、それにより撮影時にはちょっと大きくなってしまうため、スナップ用としては若干不向きかと思われます。
撮影例
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-14-42mm-f35-56-2-r-review-04?height=600)
F5.6 1/30秒 ISO-1600 (E-P3 プログラマブルオート)
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-14-42mm-f35-56-2-r-review-05?height=600)
F3.5 1/80秒 ISO-400 (E-P3 プログラマブルオート)
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
最終更新日: 2024-01-25
作成日: 2011-08-11