一番最初は、リポジトリは空っぽなのでインポートする必要があります。

まず、CVSにログインします。「Admin」メニューの「Login」を選んでください。
下の図のダイアログが表示されます。CVSROOTのチェックにしるしを付けます。右隣のフィールドには下記を入力します。
意味は以下です。リポジトリパス名はCVSNTサーバーでリポジトリの追加時に設定した名前です。

パスワードを聞かれますのでパスワードを入力します。sspi接続なのでWindowsサーバーに設定したアカウントのパスワードと同じものを入れます。

成功すると code 0 が戻ります。WinCVSではたいていの処理の場合は成功すると Code 0 が戻ります、違うコードが戻ったら「失敗したんだな」と思ってください。

ログインができましたらインポート作業に移ります。WinCVSで、e:\Test\Moduleを選択し「Remote」メニューの Import Module を選びます。

ちなみに、今回インポートする「e:\Test\Module」というのはこのディレクトリ（下図）です。とりあえずReadme.txtファイルひとつです。

インポートフィルタが実行されます。その後下のようなダイアログが表示されます。OKと出ているので、インポートができることが確認できました。「OK」ボタンを押します。


下図のダイアログが表示されます。リポジトリのパスやベンダータグ、リリースタグを設定できます。また最初の追加時のコメントなども入力することができます。

今回は、特にブランチやタグを埋め込まなくてもいいかと思いましたので、ベンダータグや「リリースタグを作成しない」にチェックを入れてインポートしました。

「OK」ボタンを押しますとインポートが始まります。正常にインポートできた場合は、Code 0 を返します。
※重要 インポートできないときは、サーバー側の CVSNT\Temp ディレクトリのアクセス権やリポジトリのアクセス権を確認してください。また、CVSROOTなどの記述を間違っていると、SSHがないなどの関係ないエラーが出てきたりしますので、うまくいかない場合は、設定全部を確認してください。