Azure DevOps Server 2022.1 にアップグレードする

Azure DevOps Server 2022.1 にアップグレードする手順を紹介します。

Azure DevOps Server 2022 のインストール

Azure DevOps Server 2022のインストールはこちらの記事を参照してください。

Azure DevOps Server 2022.1 へのアップグレード

インストーラーをダウンロードします。ダウンロードしたインストーラーを実行します。


インストーラーが起動します。下図のスプラッシュウィンドウが表示されます。


下図のウィンドウが表示されます。ウィンドウ右下の[インストール]ボタンをクリックします。 Azure DevOps Server 2022.1 のインストールが始まります。



インストールが完了すると下図の画面に変わります。[今すぐ再起動]ボタンをクリックし、マシンを再起動します。


再起動すると、下図の[サーバー構成ウィザード]ウィンドウが表示されます。ウィンドウ下部の[次へ]ボタンをクリックします。


配置タイプ]の画面が表示されます。 今回はアップグレードのため[Azure DevOps Server 配置に使用する既存のデータベースがあります]のラジオボタンをクリックして選択します。
選択後[次へ]ボタンをクリックします。


[Azure DevOps Server の構成データベースを指定してください]の画面が表示されます。データベースを選択します。 今回はAzure DevOps Server と同じマシンにデータベースが配置されています。


ウィンドウ下部の[現在のバックアップがある]のチェックボックスをクリックしてチェックします。選択ができたら[次へ]ボタンをクリックします。


[配置シナリオの選択]画面が表示されます。[運用環境のアップグレード]の項目をクリックして選択します。選択後、ウィンドウ下部の[次へ]ボタンをクリックします。


サービスアカウントの指定画面が表示されます。


今回はデフォルトのままとします。サービスアカウントのパスワードを入力し[次へ]ボタンをクリックします。


Webサイトの設定画面が表示されます。こちらもデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


検索構成の設定画面が表示されます。


今回は検索サービスをインストールしないため、[検索のインストールと構成]のチェックボックスをクリックしてチェックを外します。
[次へ]ボタンをクリックします。


構成の確認画面が表示されます。構成内容を確認し[検証]ボタンをクリックします。


環境の検証が実行され、アップグレードの問題がないか確認をします。


Webのアクセスに関する問題が検出されましたが、こちらは問題ありませんので、[構成]ボタンをクリックして、アップグレードを開始します。


アップグレード処理が始まります。


アップグレードが完了しました。[次へ]ボタンをクリックします。


下図の[正常に完了]画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。


[閉じる]ボタンをクリックしてサーバー構成ウィザードを終了します。

バージョンの確認

スタートメニューの[Azure DevOps Server 2022 Update1]のグループの[Azure DevOps Server Administration Console]の ショートカットをクリックします。


Azure DevOps Server 管理コンソールのウィンドウが表示されます。左側のツリービューのルートノードのサーバー名のノードをクリックして 選択します。下図の画面が表示されます。右側のエリアの[製品バージョン]の値に "19.225.34309.2 (AzureDevOps2022.1)" が表示され、 Azure DevOps 2022 Update 1にバージョンアップできていることが確認できます。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2024-04-06
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