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モーションパスを拡大、縮小する - After Effects

モーションパスを拡大、縮小する手順を紹介します。

概要

モーションパスを作成後、モーションパス全体を拡大や縮小したい場合があります。 パスの編集画面を確認してもパス全体を拡大、縮小するハンドルは見当たらないため、別の方法でモーションパス全体の拡大や縮小をする必要があります。

手順

下図のモーションパスを作成します。作成したモーションパスの大きさ全体を拡大したいです。


はじめに、ヌルオブジェクトのレイヤーを作成します。[レイヤー]メニューの[新規]メニューの[ヌルオブジェクト]の項目をクリックします。


レイヤー一覧にヌルレイヤーが作成されます。


モーションパスを拡大、縮小したいオブジェクトのレイヤーの渦巻アイコンのボタンからドラッグを開始します。 下図の青線が表示されます。ヌルレイヤーにドロップします。

親がヌルレイヤーになりました。


ヌルレイヤーの項目を展開し、[トランスフォーム]項目の[スケール]の値を変更します。


スケールの値を大きくすると図形が拡大します。


図形の拡大と合わせてモーションパスの大きさも大きくなります。


モーションパスのサイズを希望のサイズに変更します。


モーションパスのサイズを決定後、モーションパスが設定されたオブジェクトのレイヤーの親レイヤーが設定されているドロップダウンリストをクリックします。 下図のドロップダウンリストが表示されますので[なし]の項目をクリックし、レイヤーの親子関係を解除します。


親レイヤーが[なし]になりました。


レイヤーのモーションパスが設定されたオブジェクトの項目を展開し[トランスフォーム]の項目内の[スケール]の値を変更します。


スケールの値を小さくします。モーションパスの大きさは変化せず、画像のみが小さくなります。


最後にヌルレイヤーを非表示、または削除して完成です。


モーションパスのサイズ全体を拡大できました。

動画

作成したアニメーションは以下です。
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
最終更新日: 2024-02-11
作成日: 2023-04-15
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