Windows 10 Version 1511にアップデート後にUSB SDカードリーダーが認識されない現象について紹介します。
概要
Windows 10 Version 1511にアップデート後にSDカードリーダーにSDカードを挿入しても、SDカードが認識せずカード内容が読み取れないことがあります。特定の機種だけの問題と思っていたところ、他のPCでも同様の現象が発生するため、いろいろ設定を見直してみることにしました。
原因
USBの節電機能の可能性がありそうです。以下に紹介する手順で解消される場合があります。
対策手順
コントロールパネルを表示します。一覧の[ハードウェアとサウンド]をクリックします。
[ハードウェアとサウンド]画面が表示されます。右側の[電源オプション]をクリックします。
[電源プランの選択またはカスタマイズ]の画面が表示されます。現在選択している電源プランの右側の[プラン設定の変更]リンクをクリックします。
[プラン設定の変更]画面が表示されます。画面中央部の[詳細な電源設定の変更]リンクをクリックします。
[電源オプション]ダイアログが表示されます。
ツリービューの[USB設定]ノード内の[USB のセレクティブ サスペンドの設定]ノードを開きます。[設定]欄が"有効"となっています。
設定の部分をクリックすると、コンボボックスが開きます一覧から[無効]を選択します。
[USB のセレクティブ サスペンドの設定]が"無効"になりました。[OK]ボタンをクリックして電源オプションダイアログを閉じます。
SDカードをメディアカードリーダーに挿入します。SDカードが認識され、読み出せることが確認できました。
設定は以上です。
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- USB SDカードリーダーが認識しない
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2021-09-11
作成日: 2015-11-22