Visual Stuio 2013 から Team Foundation ServerのGitリポジトリを利用します。

事前準備:チームプロジェクトの作成

サーバー側のリポジトリ(リモートリポジトリ)を作成する必要があります。Visual Sdutioでは「チームプロジェクト」と呼ばれています。チームプロジェクトの作成は、チームプロジェクトの作成を参照してください。

事前準備:チームプロジェクトへの接続

チームプロジェクトに接続していない場合は、チームプロジェクトへ接続します。

リモートリポジトリの複製の作成 (リモートリポジトリをローカルリポジトリにチェックアウト)

Visual Studio を起動します。起動後[チームエクスプローラ]のウィンドウを表示します。(下図右側)


[チームエクスプローラ]のホーム画面を表示します。[ソリューション]の欄「このプロジェクトのソリューションを開くには、リポジトリを複製 する必要があります。」の「リポジトリを複製」リンクをクリックします。


リポジトリの複製画面が表示されます。リポジトリのURLとローカルリポジトリの作成先パスを入力します。入力後[複製]ボタンをクリックします。


リポジトリが複製されると下図のメッセージが表示されます。

補足

既にリポジトリが複製されている場合は「ホーム」画面に「このプロジェクトのソリューションを開くには、リポジトリを複製 する必要があります。」のメッセージは表示されません。この場合は、[接続]画面のサーバー側リポジトリの一覧から複製したいプロジェクトを選択し、右クリックのポップアップメニューから[複製]を選択するとリポジトリの複製ができます。

チームプロジェクトへのソリューションの追加 (リポジトリへのプロジェクトの追加)

リポジトリの複製が完了後[ホーム]画面を表示します。このプロジェクトにはまだソリューションが無いため、ソリューションの一覧は表示されていません。[ソリューション]欄の[新規作成]リンクをクリックします。


[新しいプロジェクト]ダイアログが表示されます。[Windows フォームアプリケーション]を選択しプロジェクトを作成します。ダイアログボックス右下の[ソース管理に追加]チェックボックスにチェックがついていることを確認してください。


プロジェクトが作成されました。


Buttonを3つほどフォームに配置します。配置後、プロジェクトを保存します。

ローカルリポジトリへのコミット

[チームエクスプローラ]の[変更]画面を表示します。ファイルに起きた変更が表示されます。


画面上部の[コメントメッセージ]欄に変更コメントを入力します。今回は「テスト」と入力しました。入力後[コミット]ボタンをクリックします。この操作により変更内容をローカルのリポジトリにコミットします。


コミットが完了すると下図のメッセージが表示されます。まだ、サーバー側のリポジトリへは反映していません。画面上部の[同期]リンクをクリックします。

リモートリポジトリへのプッシュ

[同期されていないコミット]画面が表示されます。画面上部の[同期]ボタンをクリックします。


サーバー側のリポジトリへのプッシュ(コミット)が始まります。


プッシュが完了すると下図のメッセージが表示されます。

動作確認

プッシュがサーバーに対してできているか確認します。確認のため、先ほど作成したアプリケーションをディスクから削除します。
その後、[チームエクスプローラ]のホーム画面を表示します。


上部のツールバーのプラグのアイコンをクリックし、[接続]画面を表示します。


接続されているチームプロジェクト(リポジトリ)があれば選択し、右クリックしポップアップメニューを表示します。メニューの[複製]をクリックします。


リポジトリの複製をします。リポジトリのURLとローカルリポジトリを作成するパスを入力します。入力後[複製]ボタンをクリックします。


"c:\deelop\repository2"にリポジトリが複製されました。


[ローカルGitリポジトリ]の"repository2"をダブルクリック、または、選択して右クリックのポップアップメニューを表示し[開く]メニューを選択します。


"repository2"のローカルリポジトリが開かれ、ソリューションの一覧が表示されます。先ほどリモートリポジトリにプッシュしたソリューションが一覧に表示されていることが確認できます。


ソリューションを開くとボタンを3つ追加したフォームが表示されました。サーバーに変更が反映されていることが確認できました。


Visual Studio 2013からGitリポジトリにアクセスできました。