Team Foundation Server 2015 Update1 のインストール

Team Foundation Server 2015 Update1をインストールします。

ダウンロード

Microsoftのサイトから、Team Foundation Server 2015 Update1 のインストーラーをダウンロードします。ダウンロードしたインストーラーを実行します。

インストール

下図のスプラッシュウィンドウが表示されます。


インストーラーが起動します。


下図のウィンドウが表示されます。右下の[インストール]ボタンをクリックしてインストールを開始します。


インストール中です。


インストールが完了すると下図の画面が表示されます。[今すぐ再起動]ボタンをクリックしマシンを再起動します。

アップグレードウィザードによる、Team Foundation Serverのアップデート

マシンを再起動し、ログイン後下図のアップグレードウィザードが表示されます。

補足

アップグレードウィザードが表示されない場合や、アップグレードウィザードを閉じてしまった場合は、以下の手順でアップグレードウィザードを表示できます。

スタートメニューから[Team Foundation Server 管理コンソール]を起動します。左側のツリービューの[アプリケーション層]のノードをクリックして選択します。下図の画面の状態になりますので、右側の[インストール済みの機能の構成]リンクをクリックします。


[構成センター]のダイアログが表示されます。


左側の[Team Foundation Application Server の構成]メニューの[アップグレード]をクリックして選択します。下図の画面に切り替わります。ダイアログの右下にある[ウィザードの開始]ボタンをクリックします。


アップグレードウィザードのウィンドウが表示されます。




アップグレードウィザードのウィンドウの右下の[次へ]ボタンをクリックします。


データベースのアップグレード画面が表示されます。データベースがアップデートされると、以前のバージョンには戻せないため、データベースのバックアップをあらかじめ作成する必要があります。ウィンドウ下部の[データベース バックアップ ツールを起動するには、ここをクリックします]リンクをクリックします。


[TFS データベース バックアップツール]が起動し、下図のウィンドウが表示されます。

ウィンドウ下部の[データベースのバックアップ先]テキストボックスにバックアップ先のパスを入力します。入力後、右下の[今すぐバックアップ]ボタンをクリックします。


バックアップが始まります。


バックアップが完了すると下図の画面となります。ウィンドウ右下の[閉じる]ボタンをクリックしてバックアップツールを終了します。



アップグレードウィザードに戻ります。データベースのバックアップが取れましたので、ウィンドウ下部の[現在のバックアップがある]チェックボックスにチェックをします。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。


[アプリケーション層の設定]画面が表示されます。アプリケーションのサービスアカウントを変更できます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[ファイル キャッシュ フォルダー]の設定画面が表示されます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[レポート]設定画面が表示されます。レポートの構成をするか選択できます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[Reporting Services]の設定画面が表示されます。Reporting Servicesのインスタンスを設定できます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


レポートサービスのデータベースの設定画面が表示されます。使用するSQL Serverのインスタンスを指定します。今回はこちらもデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[Analysis Services]の設定画面が表示されます。Analysis Servicesで利用するSQL Serverのインスタンスを指定します。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[レポートリーダー アカウント]の設定画面が表示されます。レポートを実行するアカウントを設定します。


今回はデフォルトのままのため、パスワード欄にAdministratorのパスワードを入力します。入力後[次へ]ボタンをクリックします。


[SharePoint]の設定画面が表示されます。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


アップグレードの確認画面が表示されます。


アップグレードの内容を確認し、右下の[検証]ボタンをクリックします。


適合性のチェックが始まります。


適合性チェックが完了すると下図の画面となります。[構成]ボタンをクリックしてアップグレードを開始します。


アップグレード処理が始まります。


アップグレード中です。



アップグレードが完了すると下図の画面となります。[次へ]ボタンをクリックします。


アップグレードの完了画面が表示されます。[正常に完了]のメッセージが表示されています。


アップグレードウィザードを終了します。

バージョンの確認

スタートメニューから[Team Foundation Server 管理コンソール]を起動します。下図のウィンドウが表示されるので、左側のツリービューから[アプリケーション層]のノードを選択します。下図の画面が表示され舞うs。[アプリケーション層の概要]セクションのバージョン欄が"14.0.24712.0 (Tfs2015.Update1)"になっており、Update1が適用されたことが確認できます。


以上でアップグレードは完了です。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2017-04-14
作成日: 2015-12-28
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