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IDENTITY列で自動採番される番号のカウンタ値を指定した値に設定する - SQL Server

SQL ServerでIDENTITY列で自動採番される番号のカウンタ値を指定した値に設定する手順を紹介します。

概要

テーブルの列でIDENTITYが指定されている場合、レコードを挿入すると、値は自動採番され自動インクリメントされます。IDENTITYの値は、で確認できますが、この値を指定した値に設定したい場合があります。DBCC CHECKIDENT コマンドを用いるとIDENTITYのカウンタの値を明示的な値に設定できます。、

構文

DBCC CHECKIDENT   
 (   
    table_name  
        [, { NORESEED | { RESEED [, new_reseed_value ] } } ]  
)  
[ WITH NO_INFOMSGS ]  

書式

DBCC CHECKIDE((テーブル名), RESEED, (設定する値))

IDENTITYのカウンタの値を6000に設定します。
DBCC CHECKIDENT(Contents, RESEED, 6000)

補足

IDENT_CURRENT の値が 6000 の場合、次回のInsertにより採番されて挿入されるIDENTITYの値は 6001 になります。(6000ではありません)

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2017-10-07
作成日: 2016-11-08
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