移動ツールを選択して[Ctrl]+[左クリック]でPhotoshopがフリーズする - Photoshop

移動ツールを選択して[Ctrl]+[左クリック]でPhotoshopがフリーズする現象について紹介します。

現象

Photoshopを起動しキャンバスを作成します。


キャンバスにレイヤーを作成します。


図形を描画します。今回は選択ツールを利用して長方形を描画します。


移動ツールを選択します。



[Ctrl]キーを押しながら、レイヤーに描画した図形をクリックして選択すると、Photoshopがフリーズします。

タスクマネージャーを確認します。PhotoshopのCPU利用率が上がったままになっていることがわかります。


タスクマネージャーの[パフォーマンス]タブを確認します。1つのコアの利用率が高くなっています。

原因

不明です。

対処法 (うまくいかなかったもの)

定規を表示/非表示にする

定規を非表示にすると改善するというコメントを発見したので、試してみましたが、解消されませんでした。

画質調整ウィンドウを非表示にする

画質調整ウィンドウを非表示にすると解消する、というコメントを発見しましたが、改善されませんでした。

対処法

Photoshopの更新

Photoshop のバージョンを 21.2.2 にアップデートすると症状が改善される場合があります。

移動ツールで、[Ctrl]+[左クリック]を利用しないようにする

いろいろ試してみましたが、解消されなかったため、移動ツールを選択した際に[Ctrl]+[左クリック]の操作をしないようにしてフリーズを回避する方法しかありませんでした。

移動ツールを選択した際に表示されるツールバーで[自動選択]のチェックボックスが付いていない場合は、クリックしてチェックボックスをつけます。


[自動選択]チェックボックスにチェックが付いている場合、[Ctrl]キーを押さずにクリックするだけで、[Ctrl]+[左ボタンクリック]と同じ動作になります。
[Ctrl]+[左ボタンクリック]を使う癖がついていると慣れるまで大変ですが、フリーズしてしまう現象は回避できます。

著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
掲載日: 2020-07-03
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