Excelで数式の結果が0になる場合や、無効な値の場合にセルに値を表示させたくない場合の処理方法を紹介します。
対処法
数式の結果が0になる場合や、無効な値の場合にセルに値を表示しない処理は、IF文を用いて実現できます。
例
合計値が0の場合には結果を表示せずセルを空欄にする例です。
C5セル、C6セルに"0"を入力します。C7セルに下記の数式を入力します。
=IF(sum(C5:C6)=0, "", sum(C5:C6))
C5,C6セルの和が0の場合C7セルには0の値を表示せず、セルを空欄にします。しかし、C5,C6セルの和が0でない場合には、C7セルにはC5,C6セルの和を表示します。
数式を入力し、確定すると下図の画面となります、C5、C6セルの値が0のため、C5,C6セルの和も0となり、C7セルはIF文の判定により何も表示されない表示になります。
C5,C6セルに0以外の値を入力します。C5,C6セルの和の値が0でないため、C7セルにはC5,C6セルの和の値が表示されます。
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
最終更新日: 2024-01-20
作成日: 2010-07-24