Excelで配列数式のスピルの方向を縦方向にする手順を紹介します。
概要
こちらの記事では配列数式を利用して動作を確認しました。配列数式で各配列の値は右方向にスピルで表示されます。
しかし、用途によっては縦方向にスピルで表示したい場合があります。
この記事では、配列数式で縦方向にスピルする手順を紹介します。
書式
{(要素1の値); (要素2の値); ...... ;(要素nの値)}
配列数式を
;
で区切ると縦方向にスピルします。
記述例
整数の配列を記述しています。
={16;4;22;38}
文字列の配列を記述しています。
={"クッキー";"キャラメル";"クリーム"}
例
ExcelのシートのB2セルに以下の数式を入力します。
={"しろくま";"ぺんぎん";"かるがも";"ふくろう"}
数式を確定します。スピルの向きが縦で表示されることが確認できます。
このページのキーワード
- Excel 配列数式 スピル 縦
- Excel 配列数式 スピル 縦方向
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2021-09-12