スピル表示されているセルの縦横を反転させる - Excel

スピル表示されているセルの縦横を反転させる方法を紹介します。

概要

スピル表示されているセルの縦横を反転させるにはTRANSPOSE関数を利用します。

書式

=TRANSPOSE([スピルの先頭セル]#)

例1:横方向のスピルを縦方向にする

下図の表を作成します。B2セルに"ぺんぎんクッキー"、C2セルに"らくだキャラメル"、D2セルに"しろくまアイス"、E2セルに"かるがもサブレ"を入力します。


B4セルに次の数式を入力します。
=B2:E2


数式を入力すると4行目がスピルの表示になります。C4,D4,E4セルには値がありませんが、B4セルのスピルの値が表示されます。


4行目のスピルの表示の縦横を反転させます。G4セルに次の数式を入力します。
=TRANSPOSE(B4#)


数式の入力を確定します。4行目のスピルの値が縦方向に表示されます。

例2:縦方向のスピルを横方向にする

下図の表を作成します。B2セルに"385"、B3セルに"220"、B4セルに"145"、B5セルに"68"、B6セルに"120"を入力します。


D2セルに次の数式を入力します。
=D2:B6


数式を入力すると、D列がスピルの表示になります。D3,D4,D5,D6セルには値がありませんが、D2セルのスピルの値が表示されます。


D列のスピルの表示の縦横を反転させます。F2セルに次の数式を入力します。
=TRANSPOSE(B4#)


数式の入力を確定します。縦方向のスピルが横方向になりました。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2023-10-22
作成日: 2023-10-21
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