3D Studio MAX の書籍について

3D Studio MAX の書籍について

3D Studio MAX の解説書について紹介します。

Inside 3DS MAX

当時は日本語の書籍がなかったため、洋書ですが、Inside 3DS MAX がお勧めでした。機能が網羅的に紹介されており、これ一冊で十分な理解が進みます。

3D Studio MAX ガイドブック


BNNから出版されている書籍です。この書籍では、3D Studio MAX の機能についての一通りのガイダンス、そして、パラメーターの説明があります。内容は 3D Studio MAX 1.2 に合わせて書いてあり、巻末に MAX2 の新機能というセクションで、R2の新機能について触れられています。 一通りの機能について、説明があり機能を把握すのには十分です。一方で各機能の詳細な説明までは言及していません。主要な機能を簡潔に説明し、簡単なチュートリアルがついている構成になっています。
「このボタンは何に使うんだろう?」というときに本書を参照して機能を調べるといった、辞書的な使い方のできる本です。操作に関する説明が主体になっていて、テクニック、モデリングの仕方などの技術的な記述は少ないです。

※翻訳があまり良くないですが、当時はこれしか書籍がありませんでした。

3D STUDIO MAX f/x ann design


3D STUDIO MAX f/x 東京印書館出版の書籍です。全ページカラー印刷されており、見ているだけでも楽しめる内容です。本書では、質感設定とハイエンドなモデリング、シーンの作成などのテクニックを中心に説明があります。記載していある内容はレベルの高い内容で、中級から上級の向けの本と書いてあります。ページ数はそれほど多くありませんが内容はかなり濃い本です。3DS Maxの操作以外でも、3DCG作成の参考になることがたくさん書いてあり、ノウハウのエッセンスみたいな形で役立つかと思います。見栄えのいいシーンを作るには、美しい光源設定はどうしたらいいのか?といったことが詳しく知りたいときは、この書籍がお勧めです。

補足

Autodesk Portfolio


Autodeskで作成された製品紹介CDです。イベント会場などで、Autodesk 製品の紹介の為に配布されるCDです。ここに 3D Studio MAX の紹介があり、機能説明のためのチュートリアルがAVI形式で納められています。モデリングやレンダリングの作業手順が、動画で136MBほど収録されています。この動画を見ることで、一通りの簡単な作業方法や、3D Studio MAXの使い方やコンセプトがよく理解できます。
宣伝としてだけではなく、学習用としても大いに参考になるCDです。
動画では、何気なくボタンを押して操作していますが、そうした中に、いくつかの有用なエッセンスがありします。動画は音声付きで、解説してくれます。ちょっとした書籍より参考になることかと思います。

著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2009-04-26
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