Anker PowerExpand 9-in-1 USB-C PD Dock のレビューです。
入手のきっかけ
ChromebookにキーボードやWebカメラなどのUSB機器を接続して利用することにしましたが、USBポートが足りないため、USBハブを追加する必要がありました。
また、外部の大型ディスプレイに接続したいため、ディスプレイ出力のあるUSBハブを入手する必要がありました。
Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブを利用したところ、
USB機器の接続とディスプレイ出力が利用できることが確認できたため、Chromebook用に据え置き用のドッキングステーションを入手することにしました。
探した結果、AnkerのPowerExpand 9-in-1 USB-C PD Dockが良さそうでしたので、こちらを入手することにしました。
購入
Amazonでも購入できます。
パッケージ
パッケージは下図です。
ふたを外すと本体が取り出せます。
本体が梱包されています。
本体を取り出すと中敷きを取り出せるようになっています。
下にACアダプタや説明書が梱包されています。
内容物一式です。ドッキングステーション本体、ACアダプタ、電源ケーブル、USB Type-C ケーブル、説明書が含まれています。
ACアダプタのサイズがかなり大きいです。
外観
ドッキングステーション本体
ドッキングステーションの外観は下図です。
底面です。横長の滑り止めのゴム足が2つついています。
前面部です。左から、電源スイッチ、ヘッドフォン端子、USB 3.0 Type-A、USB Type-C、PCと接続用(アップストリーム)のUSB TYpe-C となっています。
背面部です。左から、電源コネクタ、HDMI出力、DisplayPort出力、USB Type-Aコネクタが2つ、有線LAN、となっています。
ACアダプタ
ACアダプタです。ドッキングステーション本体より大きいです。サイズが大きいため、置き場所を考える必要がありそうです。
ACアダプタのコネクタです。一般的な丸型のコネクタです。DCプラグの内径サイズは2.1mmです。
電源ケーブルとの接続コネクタはC5形式のコネクタです。
ACアダプタの出力は、20V, 5.0A です。
電源ケーブル
電源ケーブルです。
2Pのプラグです。ACアダプタ側はC5形式のコネクタです。
USBケーブル
PCとドッキングステーションを接続するためのUSBケーブルが付属しています。外観は下図です。1mのケーブルです。
マジックテープの束線バンドが2つ付属しています。
ケーブルは両端がUSB Type-Cコネクタのケーブルです。
説明書
説明書一式です。Ankerおなじみの、Happy? Not happy? カードも含まれています。
接続
ACアダプターと接続します。
電源ボタンを押すとドッキングステーションの電源が入ります。緑色にランプが点灯します・
USBケーブルをPCと接続します。今回はChromebookに接続しています。
PCなどのデバイスに接続すると、ランプが青色に変わります。
使用感
質感
金属のような見た目ですが、筐体はプラスチックでできています。見た目は高級感がありますが、
触感や重量はプラスチック製なので、見た目ほどの高級感はありません。
重量
ドッキングステーションの本体は195gです。重くはないです。持った感じでは軽い印象なので、
ケーブルなどで引っ張られて本体がずれたりしないか少し心配です。
ずれたりしない?
底面に大きな横長のゴム足がついているため、接続されているケーブルを引っ張ったり、
ケーブルの重さなどで、本体が滑ってしまうことは少ないです。
DisplayPort、USBケーブル×4本、ACアダプタのケーブルを接続していますが、本体が浮いてしまったり、引っ張られて、
位置がずれてしまうことは今のところありません。
ディスプレイ出力
問題なく出力できます。USB Type-C用DisplayPortのケーブル
ELECOM CAC-CDP10BKを利用した場合は、
4Kディスプレイで60Hzで出力すると画面のちらつきなどが発生してうまく出力できませんでしたが、本製品のDisplayPort 出力では4Kディスプレイを接続して
60Hzで出力した場合でも画面のちらつきは発生しませんでした。
その後の使用感
発熱
ACアダプタで電源を供給する構造やディスプレイの出力があることなどから、本体の発熱がかなりあります。長時間使用していると、触ると熱いほど発熱があります。
故障
毎日利用していたところ、1年半後にUSB Type-A ポートの一つが認識しなくなってしまいました。接続するケーブルや機器を変更しても認識されないこと、
コネクタのクリーニングをしても認識しないことから、故障と推測されます。故障以前からディスプレイの表示が不安定になるなどの症状が出ていたことからも、
接触不良の可能性は低そうです。
その後
Anker 564 USB-C ドッキングステーションを入手して交換することにしました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2021-12-12