OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro のレビューです。
購入のきっかけ
ねじや、ICチップなどの細かい小物を撮影する機会が増えたため、マクロレンズの購入を検討しました。検討の結果、オリンパスの M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroが良さそうでしたので購入することにしました。
購入
Amazonで購入しました。
梱包
パッケージは下図になります。青を基調としたパッケージです。
箱を開けると保証書と取扱説明書が入っています。
説明書の下の仕切りを開けるとレンズ本体が梱包されています。
外観
レンズの外観です。
このレンズには、フォーカス範囲を制御するフォーカスリミットスイッチがついています。
また、ピント位置を表すゲージも付いています。マニュアルフォーカス時には便利そうです。
レンズは大口径のレンズです。
レンズ保護フィルタ
レンズ保護フィルタをつけました。
レンズ保護フィルタは以下を利用しています。
Olympus OM-D E-M1 への取り付け
Olympus OM-D E-M5に取り付けた時の外観が下図になります。デザインも良く、使いやすそうな印象です。E-M5のように前傾しません。
Olympus OM-D E-M5 への取り付け
Olympus OM-D E-M5に取り付けた時の外観が下図になります。レンズが重いため前傾してしまっています。
Olympus PEN E-P3 への取り付け
Olympus PEN E-P3に取り付けた時の外観が下図になります。ちょっとミスマッチ感があります。
使用感
マクロレンズのため、近づいて撮影ができます。
下図の鴨の置物の場合、右図の位置まで近づいて撮影ができます。
下図のペンギンの置物の場合も右図の位置まで近づけます。
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-ed-60mm-f-28-review-sample-03?width=420)
ピント速度は速いですが、ピント合わせの可動域が大きいためか、通常のレンズに比べるとピントが合うまでの時間は長いです。近距離にある小さいものや穴の開いたもの(葉、小物など)を撮影する場合、手前の撮影対象物ではなく背景にピントが合ってしまうケースがあります。この場合は、フォーカスリミットスイッチを使って手前だけにピントが合う状態にして撮影するとスムーズにピントが合わせられます。
対象物に近づくほどピント位置がシビアになり、ちょっとの位置の違いでピントが合わなくなってしまいます。
まとめ
小物を撮影するには非常に便利に扱えるレンズです。旅行や外出以外では一番使用頻度の高いレンズです。対象物に近づいて撮影できるのもポイントで楽しく撮影ができると感じました。
作例
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-ed-60mm-f-28-review-sample-05?width=640)
f/4 1/250秒 ISO-200 (E-M5 プログラマブルオート)
ピントの合っている部分は鮮明に、そうでない部分はきれいにボケています。
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-ed-60mm-f-28-review-sample-06?width=640)
f/2.8 1/150秒 ISO-200 (E-M5 プログラマブルオート)
柔らかい雰囲気で撮影できています。
![](https://resources.ipentec.com/document/image/digital-camera-olympus-m-zuiko-digital-ed-60mm-f-28-review-sample-08?width=640)
f/2.8 1/100秒 ISO-1600 (E-M5 プログラマブルオート)
対象物に寄って撮影できるので楽しいです。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
最終更新日: 2024-02-11
作成日: 2013-02-03