OLYMPUS OM-D E-M5 のISO感度別の画質比較
Olympus E-M5のISO感度の違いによる画質を比較します。
テスト1
撮影はすべてプログラマブルオートです。
ISOオートではISO-1600が選択されました。
レンズ:
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
焦点距離:12mm
ISO-200
f/3.5 1秒
シャッター開放時間が長いですが、強力な手振れ補正のためか、手振れがあまり出ていません。周辺部分はぶれてしまっています。
ISO-400
f/3.5 1/2秒
シャッター開放時間が長いですが、強力な手振れ補正のためか、手振れがあまり出ていません。
ISO-800
f/3.5 1/3秒
周辺までくっきり描写できています。
ISO-1600
f/3.5 1/6秒
くっきり撮影できています。
ISO-3200
f/3.5 1/15秒
特に画質の荒れや、ノイズなどは見当たりません。
ISO-6400
f/3.5 1/30秒
暗い部分で色落ち(彩度の低下)が出始めています。暗い部分でノイズが目立ち始めます。
ISO-12800
f/3.5 1/60秒
色落ち(彩度の低下)が顕著になってきます。ノイズが目立ち始めます。
ISO-25600
f/4 1/80秒
色落ち、ノイズがかなり目立ちます。
テスト2
撮影は絞り優先F4で撮影しています。
ISOオートではISO-640が選択されました。
レンズ:
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
焦点距離:25mm
ISO-200
f/4.0 1/20秒
ISO-400
f/4.0 1/40秒
ISO-800
f/4.0 1/80秒
ISO-1600
f/4.0 1/160秒
まだ問題なく利用できますが、奥の明るい部分の色落ち(白とび)が少し出ています。
ISO-3200
f/4.0 1/320秒
暗い部分での色落ち(彩度の低下)が現れてきています。
ISO-6400
f/5.0 1/640秒
彩度の低下が目立ち始めています。ノイズはさほど目立ちません。
ISO-12800
f/4.0 1/1250秒
彩度の低下が起きています。ノイズも出はじめています。
ISO-25600
f/4.0 1/2500秒
彩度の低下やノイズが出ています。
コメント
ISO-6400から彩度の低下やノイズが目立ちはじめます。
E-P3と比較すると、ノイズは比較的穏やかに見えます。また、手振れ補正機構が強力でシャッター開放時間が1秒前後でもぶれが少なく撮影できています。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。