DataGridViewにテーブルの特定の列のみを表示する方法を紹介します。
手順
下図のDataGridViewでpriceの行を非表示にします。
方法1:Columnsプロパティを編集し特定の列を非表示にする
ColumnsプロパティのVisibleプロパティを変更して特定の列を非表示にする方法です。
フォームデザイナでDataGridViewを選択します。プロパティウィンドウのColumnsプロパティの[...]ボタンをクリックします。
[列の編集]画面が表示されます。左側の[選択された列]の一覧から"price"列を選択します。
右側の[バインド列のプロパティ]のVisibleプロパティを"False"に設定します。
フォームデザイナのDataGridViewを確認するとprice列が非表示になります。
プロジェクトを実行します。price列が非表示になっています。
方法2:xsdファイルのスキーマの項目を削除する
ソリューションエクスプローラからxsdファイルをダブルクリックしてデザイン画面を表示します。(下図)
データダイアグラムの列一覧の"price"を選択します。選択後右クリックをしポップアップメニューを表示し、[削除]メニューを選択します。
ダイアグラムから"price"の列が削除されました。
フォームデザイナ画面を表示し、DataGridViewを確認すると"price"列が無くなっているのが確認できます。
プロジェクトを実行します。"price"列が非表示になります。
補足
データダイアログラムを変更しても、変更がDataGridViewに反映されない場合があります。反映されない場合は以下の手順を実行します。
DataGridViewを選択し、右上の三角アイコンをクリックし、タスクポップアップウィンドウを表示します。ウィンドウの[データソースの選択]コンボボックスを開きます。
データソース一覧から[なし]を選択します。DataGridViewが初期状態に変わります。その後、再度タスクポップアップウィンドウを表示し[データソースの選択]コンボボックスを開き再度データソースを選択するとデータダイアグラムの変更が反映された状態になります。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2014-04-02
作成日: 2013-12-29