DataGridView のデフォルトの行の高さを変更する

DataGridViewのデフォルトの行の高さを変更する方法を紹介します。

概要

DataGridViewの行の高さはデフォルトでは下図の状態です。通常の利用では問題ありませんが、セルに画像を表示する場合には、 行の高さを高くしたい場合があります。この記事では、DataGridViewの行の高さを変更する手順を紹介します。

手順

DataGridViewのRowTemplateプロパティの Heightの値を変更することで、デフォルトの行の高さを変えることができます。

Windows Formデザイナでの設定方法

Windows Formデザイナで変更する場合は、フォームデザイナでDataGridViewのコントロールをクリックして選択し、 プロパティウィンドウの[RowTemplate]の項目を開きます。子要素に[Height]の項目がありますので、変更したい値に変更します。 デフォルトでは25が設定されていますので、今回は50に変更します。


変更後プロジェクトを実行します。DataGridViewに値を表示した状態が下図です。行の高さが広くなっていることが確認できます。

コードでの設定方法

コードで設定する場合は以下のコードで変更できます。
書式
(DataGirdViewオブジェクト).RowTemplate.Height = (設定したい高さの数値);

記述例
dataGridView1.RowTemplate.Height = 64;
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2012-09-02
改訂日: 2024-07-29
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