初心者向けスピーカーの選び方
初心者向けのスピーカーの選び方の一例を紹介します。
基本
- 値段相応の性能
- 重いものほど良い
- 筐体/スピーカーの口径が大きいものほど良い
- スピーカーの数は少ないほうが良い (理想的には)
以下一つずつ紹介です
値段相応の性能
1本10万円のスピーカーが1本1万円のスピーカーに負けることはありませんし、1本100万円のスピーカは1本30万円のスピーカより優れています。値段が高いほど性能は高いと考えて間違いないです。(輸入品の場合は輸入価格、関税等を考慮しましょう。)
重いものほど良い
重いスピーカーのほうが筐体の振動が起こりにくいので良い音が出ます。大音量でも余裕をもって安定して鳴ります。一般的な傾向として価格が上がるほど重くなります。
- TAD Reference One … 150Kg
- bowers & wilkins 800 Diamond … 102Kg
- Pioneer S-1EX … 65Kg
- Pioneer S-3EX … 48Kg
- Yamaha Soavo-1 … 27kg
- bowers & wilkins CM-8 … 19.5kg
筐体/スピーカーの口径が大きいものほど良い
値段の高いスピーカーは筐体も大きいですし、ウーファーの口径も大きいです。基本は大きいものほど低音がしっかり出ます。
スピーカーの数は少ないほうが良い
スピーカーが複数あると音の出る位置が異なるため、調整などが難しくなります。理想的にはスピーカーは1つが望ましいです。が、一つのスピーカーで高音から低音まで出すことは難しいため、一般的なスピーカでは1つの筐体に2~3つのスピーカーがついています。製品ではしっかりチューニングされて出荷されていますので、購入の際にはあまり深く考えなくてもよいでしょう。
まとめ
とはいえ、基本は値段相応です。候補が絞り込めたら実際に店頭などで試聴して最終判断をしましょう。音質の確認もありますが、想像していた大きさとかなり違うこともありますので、大きさや重さの確認もしたほうが良いです。大きさはわかっていたつもりでも、店頭で確認したら、想像以上の威圧感があったということがよくあります。
アンプはどうするの?
- 迷ったらスピーカーと同メーカーのアンプ
- 迷ったらとりあえず、スピーカー1本分と同じ値段のアンプ
- 迷ったら展示品に接続されているアンプ
- 迷ったらデザインが気に入ったアンプ
で良いのではないでしょうか。出力不足にさえならなければ、そんなに大きな違いは出ないはずです。
補足
高級なスピーカーはある程度の大音量で鳴らさないと良さが出ません。お部屋の広さが重要になってきます。アンプ+スピーカーで100万円以上になるシステムの場合は12畳以上のお部屋に入れないと良さがわからないかもしれません。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。