マイクでの録音レベルをどの程度にすればよいかの紹介です。

録音できる最大値

デジタル録音の場合、録音できる最大のレベルを 0dB としています。-2dBであれば、録音できる最大値の79%のレベルになります。

録音レベル

適切な録音レベルの目安として、-18 dB以上、-6 dB以下を目安にするとよいとされています。

最大レベル

いくつかの流儀があります。

Max -12dB派

普通に話をした場合に一番大きな音が -12 dBにかかる程度が良いとされています。

Max -6dB派

普通に話をした場合に一番大きな音が -6 dBにかかる程度が良いとされています。

Max -3dB派

普通に話をした場合に一番大きな音が -3 dBをぎりぎり超えない程度が良いとされています。

Max 0dB派

大きな声を出したりした場合に 0dBに一瞬かかる程度とします。録音向きよりはむしろ、オンライン生配信やWeb配信での音声レベルで使われる場合が多いです。 PEAKシグナルを見ながらしゃべれるため、リアルタイムにコントロールしやすいメリットがあります。
0dBを超えた部分はカットされるため、録音向きではありません。

最小レベル

いくつかの流儀があります。

Min -12dB以上派

普通に話をした場合に一番小さな音が -12 dBにかかる程度が良いとされています。

Min -18dB以上派

普通に話をした場合に一番小さな音が -18 dBを超える程度が良いとされています。

dB早見表

dB	倍率	パーセント
0.0	1.0000	100%
-0.1	0.9886	99%
-0.2	0.9772	98%
-0.3	0.9661	97%
-0.4	0.9550	95%
-0.5	0.9441	94%
-0.6	0.9333	93%
-0.7	0.9226	92%
-0.8	0.9120	91%
-0.9	0.9016	90%
-1	0.8913	89%
-2	0.7943	79%
-3	0.7079	71%
-4	0.6310	63%
-5	0.5623	56%
-6	0.5012	50%
-7	0.4467	45%
-8	0.3981	40%
-9	0.3548	35%
-10	0.3162	32%
-11	0.2818	28%
-12	0.2512	25%
-13	0.2239	22%
-14	0.1995	20%
-15	0.1778	18%
-16	0.1585	16%
-17	0.1413	14%
-18	0.1259	13%
-19	0.1122	11%
-20	0.1000	10%
-30	0.0316	3%
-40	0.0100	1%
-50	0.0032	0%
-60	0.0010	0%

計算方法

音圧では10倍ごとに20デシベルを加えるため、以下の計算式になります。