スプラインIK ソルバ (Spline IK Solver) を適用する - 3ds Max

ボーンにスプラインIK ソルバを適用する例を紹介します。

手順

ボーンを作成します。ボーンの作成手順はこちらの記事を参照してください。
ボーンは数が多いほうが効果がわかりやすいです。
今回は下図のボーンを作成しました。


スプラインを描画します。


スプラインを描画できました。


ボーンの先端を選択します。


[アニメーション]メニューの[IK ソルバ]サブメニューの[スプラインIK ソルバ]の項目をクリックします。


ビューポートでボーンの根元にマウスポインタを移動します。マウスポインタがボーンに重なると、ボーンが黄色になります。 クリックしてIKソルバを適用します。


選択状態が続いていますので、マウスポインタを先ほど描画したスプラインの上に移動します。


マウスポインタがスプラインと重なると、スプラインが黄色になります。クリックしてスプラインを選択します。


ボーンがスプラインの位置に移動し、スプラインの形状に沿ってボーンが変形します。


スプラインの頂点の位置に少し大きい正方形のマークが表示されます。このマークが、「ヘルパー」になります。


ヘルパーを選択し、[選択して移動]ツールでヘルパーを動かします。


ヘルパーを動かすと、ボーンの形状が変わります。ヘルパーから先の部分も移動します。



リンクタイプを変更する

リンクタイプを変更して動作を確認します。
先に紹介した手順で、ボーンに「スプラインIK ソルバ」を設定します。


ヘルパーを動かすと、ヘルパーから先ヘルパーが移動しボーンも動きます。


拡大して、パスを選択します。下図の画面が表示されます。


右側のコマンドパネルのエリアを下にスクロールします。


[リンクタイプ]のパネルの設定が[すべてを階層内にリンク]から[すべてをルートにリンク]に変更します。


ヘルパーを動かします。動かしたヘルパーから先のヘルパーが動かない状態になります。




著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
最終更新日: 2022-08-19
作成日: 2022-08-19
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