IISでPHPファイルを開くと 500エラーが表示されスクリプトが実行できない

IISでPHPの実行環境を構築し、PHPファイルを開いても500エラーが表示されスクリプトが実行できない場合があります。

原因

いくつかの原因が考えられますが、PHPを実行するランタイムライブラリが不足している場合にこのエラーが発生することがあります。

確認

エクスプローラでPHPのディレクトリを開きます。php.exeをダブルクリックして実行します。


ランタイムが不足している場合、下図のランタイムが無いためプログラムが開始できない旨のエラーメッセージが表示されます。

対策

ランタイムが不足している場合は、Visual C++再配布可能パッケージをインストールします。MSVCR110.dllが不足している場合は「Visual Studio 2012 Visual C++ 再頒布可能パッケージ のインストール」の記事を参照して再配布可能パッケージをインストールしてください。

VCRUNTIME140.dll がないエラーが発生する場合は、「Visual Studio 2015 Visual C++ 再頒布可能パッケージ のインストール」の記事を参照してVisual Studio 2015のC++再配布可能パッケージをインストールしてください。

正常動作

rainタイムが正しく導入されている場合は、エラーメッセージは表示されず、下図のコマンドウィンドウが表示されます。


PHPファイルも正しく実行されます。


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2014-06-12
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