コードエディタにGitHub Copilotの提案コードが表示されないようにしたい - Visual Studio
コードエディタにGitHub Copilotの提案コードが表示されないようにする方法、または表示されない場合に表示させる方法の紹介です。
概要
GitHub Copilotを有効にすると、コードエディタでGitHubの提案コードが表示されますが、意図したコードでない場合も多いため、提案コードを表示させない動作にしたい場合があります。
逆に、Visual Studioの以前の設定を引き継いでいると、GitHubの提案コードが表示されずに、コードを表示したい設定にしたい場合があります。
この記事では、Visual StudioでGitHub Copilotの提案コードをコードエディタに表示する設定、表示しないようにする設定を紹介します。
デフォルトの動作
デフォルトの設定では次の動作になります。
コードエディタに実施したい内容のコメントを記述します。
[Enter]キーを押して改行すると、GitHub Copilotの提案コードが下部に表示されます。[Tab]キーを押すと提案を受け入れ、表示されているコードが確定します。
提案コードを表示させたくない場合
提案コードを表示させたくない場合は、提案コードがコードエディタに表示された際のコード上部の歯車のアイコンのボタンをクリックします。
下図の[オプション]ダイアログが表示されます。
右側のエリアの[全般]の[行全体の入力候補]のチェックボックスをクリックしてチェックを外します。設定後[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
変更後に提案コードが表示されないことを確認します。
提案コードを表示させる場合
提案コードを表示させる場合は、Visual Studioの[ツール]メニューをクリックし、[オプション]の項目をクリックします。
オプションダイアログが表示されます。
左側のツリービューの[IntelliCode]のノードをクリックして選択します。下図の画面に切り替わります。
右側の[行全体の入力候補]のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。チェック後、ダイアログ右下の[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
変更後に提案コードが表示されることを確認します。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用