SQL Server LocalDBのテーブルの列やデータ型などの構造を変更する - SQL Server

SQL Server LocalDBのテーブルの列やデータ型などの構造を変更する手順を紹介します。

概要

こちらの記事ではLocalDBのテーブルを作成する手順を紹介しました。
この記事では、作成したテーブルを作成後に列を追加したり、データ型を変更する手順を紹介します。

手順

Visual Studioを起動します。LocalDBを利用しているソリューションを開きます。 メインウィンドウで[サーバー エクスプローラー]を表示し、[データ接続]ノードのローカルDBのデータベースのノードの[テーブル]ノード内にある、 テーブルの一覧から、変更したいテーブルをクリックして選択し、右クリックします。


ポップアップメニューが表示されます。メニューの[テーブル定義を開く]の項目をクリックします。


テーブルの定義画面がウィンドウ中央のエリアに表示されます。


新しい列の追加

テーブルデザイン画面で、新しい列を追加します。今回は nchar(16)型の category 列を追加します。


テーブルデザイン画面上部の[更新]ボタンをクリックします。


下図の[データベース更新のプレビュー]ダイアログが表示されます。[データベースの更新]ボタンをクリックします。


テーブルが更新され、新しい列が追加されました。


データを表示します。追加された列も表示されます。すでに存在しているレコードに追加された列の値は NULL になっています。

列の順番の変更

列の順番を変更する場合は、テーブルの編集画面のSQL文を変更します。
変更前
CREATE TABLE [dbo].[MyTable] (
    [Id]       INT             IDENTITY (1, 1) NOT NULL,
    [name]     NCHAR (64)      NULL,
    [height]   DECIMAL (18, 2) NULL,
    [weight]   DECIMAL (18, 2) NULL,
    [category] NCHAR (16)      NULL,
		PRIMARY KEY CLUSTERED ([Id] ASC)
);


変更したい列の順番に、列名を並び替えます。
変更後
CREATE TABLE [dbo].[MyTable] (
    [Id]       INT             IDENTITY (1, 1) NOT NULL,
    [name]     NCHAR (64)      NULL,
    [category] NCHAR (16)      NULL,
    [height]   DECIMAL (18, 2) NULL,
    [weight]   DECIMAL (18, 2) NULL,
		PRIMARY KEY CLUSTERED ([Id] ASC)
);


編集ウィンドウ上部の[更新]ボタンをクリックします。下図の[データベース更新のプレビュー]ダイアログが表示されます。 [データベースの更新]ボタンをクリックします。


データベースが更新され、列の並びが変化します。


データを表示します。列の並びが変更した順番に変更されたことが確認できます。


著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2022-11-22
作成日: 2022-11-22
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