Web検索はbingがおすすめ!

画像生成サイズで2,048ピクセル以上の値を設定できるようにする ・ 画像生成サイズの幅、高さの上限を変更する - Stable Diffusion

Stable Diffusion Automatic 1111 WebUI で画像生成サイズで2,048ピクセル以上の値を設定できるようにする手順を紹介します。

概要

Stable Diffusion WebUI (Automatic 1111 WebUI)を起動します。
[txt2img]や[img2img]タブには生成する画像のサイズを指定する、WidthとHeightの設定スライダーがあります。


スライダーをドラッグするか、テキストボックスに作成したい画像のピクセル数を入力すると値を変更できますが、2,048より大きい値を入力できません。


Width,Heightどちらのスライダーも2,048より大きい値を入力できません。


Stable Diffusion 1.5では、512 x 512 が基本サイズであったため、2,048以上のピクセル数設定することは、ほぼなかったため、2,048が最大値で問題ありませんが、 SDXLの場合は、1,024 x 1,024 が基本サイズのため、2倍以上大きいサイズの画像を生成したい場合、値が入力できず、画像サイズを設定できません。
この記事では、Stable Diffusion WebUI のWidth、Heightに2,048以上の値を設定できるようにする手順を紹介します。

手順

Stable Diffusionを配置したディレクトリ(webui-user.batのあるディレクトリ)を開きます。
ui-config.jsonファイルを編集します。テキストエディタやメモ帳でファイルを開きます。


ファイルを開いた状態です。


JSONファイルを検索し、次の2つの設定項目を探します。
"txt2img/Width/maximum": 2048,

(...中略...)

"txt2img/Height/maximum": 2048,


値に2048が記述されています。設定したい最大値を変更します。今回は、8192に変更します。
"txt2img/Width/maximum": 8192,

(...中略...)

"txt2img/Height/maximum": 8192,
変更後、JSONファイルを保存します。

動作確認

Stable Diffusion WebUIを再起動します。


Widthのスライダーをドラッグして一番右に移動します。値が8192になることが確認できます。


Heightのスライダーもドラッグします。こちらも、一番右に移動すると値が8192になりました。


Stable Diffusion Automatic 1111 WebUI で画像生成サイズで2,048ピクセル以上の値を設定できるようになりました。

img2imgのスライダー

同様の手順で、JSONファイルを検索し、次の2つの設定項目を探します。
"img2img/Width/maximum": 2048,

(...中略...)

"img2img/Height/maximum": 2048,
値に2048が記述されています。設定したい最大値を変更します。今回は、8192に変更します。
"img2img/Width/maximum": 8192,

(...中略...)

"img2img/Height/maximum": 8192,


img2imgのWidth,Heightのスライダーを右にドラッグします。一番右に移動すると値が8192になりました。


著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
掲載日: 2023-12-14
iPentec all rights reserverd.