Windows PowerShellを用いてHyper-V仮想マシンの状態を変更します。
仮想マシンの状態には、起動、停止、一時停止、再開などがあります。
仮想マシンの状態(ステータス)を変更するPowerShell
仮想マシンの起動
"Windows Server 2012 R2"という名前の仮想マシンの起動をする場合は以下のPowerShellのスクリプトを実行します。
Start-VM -Name "Windows Server 2012 R2"
仮想マシンの停止
"Windows Server 2012 R2"という名前の仮想マシンを起動する場合は以下のPowerShellのスクリプトを実行します。
Stop-VM -Name "Windows Server 2012 R2"
仮想マシンの一時停止
"Windows Server 2012 R2"という名前の仮想マシンを一時停止する場合は以下のPowerShellのスクリプトを実行します。
Suspend-VM -Name "Windows Server 2012 R2"
仮想マシンの再開
"Windows Server 2012 R2"という名前の仮想マシンを再開する場合は以下のPowerShellのスクリプトを実行します。
Resume-VM -Name "Windows Server 2012 R2"
スクリプトでの実行
上記のコマンドをPowerShellのコマンドプロンプトから入力することで仮想マシンの状態を変更できますが、ファイルとしてスクリプトを用意しておきバッチコマンドなどで実行したい場合があります。スクリプトファイルでの手順は以下となります。
スクリプトファイルの作成
スクリプトファイルを作成します。今回は仮想マシンを起動するコマンドのスクリプトファイルを作成します。"startvm.ps1"というファイル名で以下のファイルを作成します。
Start-VM -Name "Windows Server 2012 R2"
スクリプトの実行
スクリプトはPowerShellコマンドから
(スクリプトのあるディレクトリのフルパス)\startvm.ps1
または
cd (スクリプトのあるディレクトリのフルパス)
.\startvm.ps1
コマンドで実行できます。
DOSプロンプトから実行する場合は
powershell -Command (スクリプトのあるディレクトリのフルパス)\startvm.ps1
コマンドで実行できます。詳しくは
こちらの記事を参照してください。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-01-24
作成日: 2013-09-24
