Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W USB-C (WCH003DQWH) のレビュー

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W USB-C (WCH003DQWH) のレビューです。

入手のきっかけ

USBの機器(Bluetooth ヘッドセット)が増えてきたことで、充電アダプタも追加で必要になってきました。 また、ノートパソコンのバッテリーも劣化してきたため、充電アダプタと常に接続して利用しないといけない状況になってきてしまいました。 そのため、ノートPCも充電しつつ、USB機器も充電できる電源アダプタを入手することにしました。
ノートPCはUSB Type-C で充電できますので、2口以上のUSB Type-C 充電アダプタを探しました。 探した結果、BelkinのBOOST↑CHARGE PRO 65W USB-Cの充電アダプタが良さそうでしたので、導入してみることにしました。

購入

今回はヨドバシの通販で入手しましたが、Amazonでも入手できます。

パッケージ

パッケージは下図です。Belkinのブランドカラーの緑色がアクセントカラーになっているパッケージです。


上部のふたを開ける、プラスチックのトレイを引き出します。


本体はプラスチックのトレイに梱包されています。


内容物一式です。本体と取扱説明書が入っています。

外観

外観は下図です。


USB Type-C のコネクタは2つあります。上側が18Wの出力、下側のコネクタが、50-60Wの出力になっています。

プラグ部分です。


プラグは折りたためる構造になっています。


USBケーブルを接続した状態です。

出力

上側の18Wポートの出力
電圧電流
5V5A
9V2A

下側の50-60W出力 (上側のポートも利用している場合)
電圧電流
5V3A
9V3A
15V3A
20V2.5A

下側の50-60W出力 (上側のポートを利用していない場合)
電圧電流
5V3A
9V3A
15V3A
20V3A

Anker PowerPort III 65W Pod との比較

Anker PowerPort III 65W Podと比較します。


本体の長さは、同じ程度ですが、高さは、Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W のほうが高いです。
また、表面はAnker PowerPort III は光沢のある外観に対し、Belkinのほうはマットで光沢のない外観です。光沢のある外観ははじめはきれいですが、 表面がこすれたりすると跡が付きやすいため、持ち運びの多い環境で長期間使用した場合、Belkinのほうが劣化しにくいかもしれません。

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 30W USB-C との比較

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 30W USB-Cと比較します。
出力が違うため、30Wのほうが筐体の大きさは小さいです。


横幅は、30Wのほうが広いです。

使用感

USB機器の充電など、問題なく利用できます。ノートPCを充電する場合は、50-60W のポートを使う必要があります。18WのポートとノートPCを接続した場合、 電圧が低すぎる旨のメッセージが表示されます。

コストパフォーマンス (Ankerと比べて)

60-65Wの充電アダプタでは、Ankerの選択肢として "Anker PowerPort III 65W Pod" "Anker Nano II 65W" があります。 "Anker PowerPort III 65W Pod"は 実売価格では、Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W より安いためポートが1つでよいならば候補になります。 Anker Nano II 65W は新製品のため Anker PowerPort III 65W Pod より価格は高いですが、Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65Wよりはお安いです。 Anker Nano II 65W は1ポートしかないため、こちらも1ポートでよいなら候補になります。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2021-07-09
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