Belkin BOOST↑CHARGE PRO 30W USB-C (WCH001DQWH) のレビュー

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 30W USB-C (WCH001DQWH) のレビューです。

入手のきっかけ

USBの機器(マウス、スマートフォン)が増えてきたことで、充電アダプタも追加で必要になってきました。 これまでは、Ankerの充電アダプタを導入してきましたが、Ankerと並ぶ有名メーカーのBelkinの充電アダプタが気になっており、 今回、初めて導入してみることにしました。

参考:Ankerの充電アダプタ

購入

今回はヨドバシの通販で入手しました。

パッケージ

パッケージは下図です。Belkinのブランドカラーの緑色がアクセントカラーになっているパッケージです。


上部のふたを開ける、プラスチックのトレイを引き出します。


プラスチックのトレイに本体が梱包されています。箱よりプラスチックのトレイのほうがかなりサイズが小さいです。


箱のほうを確認すると、上げ底してあります。


本体と説明書が梱包されています。

外観

外観は下図です。



USBコネクタ部分です。USB Type-C のコネクタです。


電源プラグ部分は折りたたみできる構造になっています。


USBケーブルを接続した状態です。

出力

出力
電圧電流
5V3A
9V3A
15V2A
20V1.5A

電圧は5V,9V,15V,20V に対応しています。3Vの出力は Anker PowerPort III Nano 20Wと同じですが、9Vは出力電流が上がり、15V,20Vの出力にも対応しています。

Anker PowerPort III Nano 20W との比較

Anker PowerPort III Nano 20Wと比較します。
外観は、Belkin BOOST↑CHARGE PRO 30W のほうが10W出力が大きいため、形状も大きいです。 Ankerのほうは、プラグ部分が折りたたみできないため、 持ち運びの際のコンパクト感はBelkinのほうが良いかもしれません。
また、表面はAnkerのほうは光沢のある外観に対し、Belkinのほうはマットで光沢のない外観です。光沢のある外観ははじめはきれいですが、 表面がこすれたりすると跡が付きやすいため、持ち運びの多い環境で長期間使用した場合、Belkinのほうが劣化しにくいかもしれません。

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W USB-C との比較

Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W USB-C と比較します。
外形の大きさは、出力の大きい65Wのほうが大きいです。本体の厚みは、65Wのほうが小さいため、電源タップに取り付けた際に、プラグの向きにもよりますが、 65Wのほうが隣のプラグにあたらない場合が多いです。
表面の材質は30W, 65W ともに同じ光沢感の無いマットなプラスチックでできています。

使用感

スマートフォンの充電、Andorid, iPhone ともに利用できます。マウスなどの周辺機器への充電や電源供給も問題なくできました。
本体のサイズが、Anker PowerPort III Nano より大きいため、電源タップの隣のプラグの形状によっては、 隣のプラグとぶつかってしまうものがあるため注意が必要です。
また、30Wのためか、ノートPCの充電には使えませんでした。(電圧が低すぎるとのメッセージが表示されます。)

コストパフォーマンス (Ankerと比べて)

20Wの充電アダプターであれば、Anker Powerpott III 20W を導入すると、Ankerのほうが少しだけお安いです。 30W必要な場合は、選択肢として "Anker Nano II 30W" がありますが、実売価格はあまり変わらない印象です。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2021-07-09
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