スマートフォンのヘッドフォン出力 (CTIA 4極) の音声をPCで録音する

スマートフォンのヘッドフォン出力 (CTIA 4極) の音声をPCで録音するための接続方法を紹介します。

概要

スマートフォンのヘッドフォン出力音声をPCで録音する場合の接続です。

接続

スマートフォンの出力はミニプラグが装備されている端末では、たいていCTIA 4極ミニプラグになっています。 CTIA 4極ミニプラグを分岐ケーブルを利用してヘッドフォン出力とマイクに分岐します。
分岐したヘッドフォン出力をPCのMic In に接続します。
補足
LINE INに接続した場合、LINE INの信号に対してヘッドフォン出力が低いため、ほとんど音が無い状態になってしまいます。

分岐ケーブル

4極のCITAミニプラグを分岐するケーブルには以下があります。

ケーブルの注意

ヘッドフォン出力とマイクINをつなぐケーブルには、通常のケーブル以外に「抵抗入り」のケーブルがあります。 抵抗入りのケーブルを接続した場合、電圧が下がってしまい、PCに音が入らない状態になってしまいます。
最近では抵抗入りのケーブルは少なくなっていますが、外見では区別できないものも多いため十分注意してください。

録音

Windows 標準のアプリで録音する場合は、サウンドレコーダー(Windows 10以前)やボイスレコーダー(Windows 10)のアプリケーションで録音できます。

ステレオ出力はどうなるのか

一般的なPCのオンボードのマイク入力ではプラグインパワーありの3極ミニプラグのステレオ入力になっています。ヘッドフォン出力がステレオ2ch出力されている場合、録音もステレオの2ch録音になります。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2020-11-16
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