TCategoryButtons の利用 - Delphi 2005

Delphi 2005 では TCategoryButtons という新しいコンポーネントが追加されています。

TCategoryButtonsを利用します。アプリケーションを新規作成します。次に、TCategoryButtons をフォームに配置します。


Categories プロパティを編集します[...]ボタンを押します。


TListItemsと同じような編集ウィンドウが表示されます。このウィンドウにカテゴリをいくつか追加します。


3つほど追加した状態です。カテゴリが登録された状態になりました。


次に、TButtonsCategoryのひとつを選択し、プロパティのItemsを編集します。Itemsプロパティのフィールドの右にある[...]ボタンを押します。


さらに、編集ウィンドウがもうひとつ表示されます。ここにもいくつかItemを足していきます。アイテムを追加するごとにカテゴリの中にボタンが(下図の[B..])追加されていきます。


編集ウィンドウを閉じます。TCategoryButtonsを選択肢 ButtonWidth プロパティを編集します。


プロパティの値を120にしてみました、ボタンの幅が広がります。


アプリケーションを実行してみます。Button1 Button2 Button3 がクリックできます。


ABCの部分の上にある上向きの[<<]をクリックすると、カテゴリを閉じることができますもう一度下向きの[<<]をクリックするとカテゴリが開きます。


コードを全く書かずにこのようなことができます。そこそこ便利なコンポーネントかもしれません。 ちょうど、Delphi 8 のツールパレットと同じような動作をするコンポーネントです。


著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2024-01-06
作成日: 2005-01-01
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