DirectXの初期化

インストールが終 ったので、アプリケーション作成に入ってみます。まずは、一番簡単な初期化からはじめてみたいと思います。 まず、アプリケーションの新規作成をします。Managed DirectXを利用するので、VCLフォームアプリケーションを選択します。(WinFormでも構わないと思います)
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右側のプロジェクトマネージャーの参照先を選択して、右クリックのポップアップメニューで「参照の追加」をクリックします。
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「参照の追加」ダイアログが開きますので、アセンブリを選択します。
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Microsoft.DirectX と Microsoft.DirectX.Direct3D を選択して追加します。
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参照先はこのようになります。
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次にコードを書きます。コードは、フォームのOnCreateとOnPaintに書きます。また、initDeviceメソッドも作成します。コードの内容は下図のとおりです。
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 プログラムを実行します。青で初期化できることを確認できました。
DirectXの初期化:画像7

補足しておきますと、前回delphi8でDirectXを使ったときは DeviceのCreateの最後の引数であるPresentParametersはひとつでしたが、その後のMDXのバージョンアップによるものなのか、ここが配列に変わっています。マルチディスプレイの場合以外は1つ渡せばよいそうなので、SetLengthで長さ1にセットして0番目に値をセットしてCreateに渡しています。


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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2005-01-01
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