ASP.NETアプリケーションの負荷測定をする - IIS

パフォーマンス モニター (パフォーマンス カウンター) を利用して、ASP.NETアプリケーションの負荷測定をする手順を紹介します。

概要

こちらの記事ではパフォーマンスモニターを利用して IISの接続状態やエラーの発生状況を調べる手順を紹介しました。

ASP.NET アプリケーションのパフォーマンス測定

Webサーバーに配置された静的なファイルで過負荷によるエラーが発生する可能性は低いため、 サーバー負荷を細かく追跡していく場合は、ASP.NETアプリケーションのパフォーマンスを測定するほうがボトルネックを特定しやすいです。

ASP.NET アプリケーションの接続数の調査

ASP.NET アプリケーションのリクエスト数の取得は「IISのASP.NETアプリケーションへのリクエスト数をパフォーマンスカウンターで測定する (Windows Server Tips)」の記事を参照してください。

ASP.NET アプリケーションの実行時間

ASP.NETアプリケーションの実行時間の取得は「IISで稼働しているASP.NETアプリケーションへの実行時間をパフォーマンスカウンターで測定する (Windows Server Tips)」の記事を参照してください。

処理待ち件数

キュー内で処理を待機していた時間をミリ秒単位で取得できます。

パフォーマンスカウンタの"Request Wait Time"で待機時間を取得できます。

処理不能件数

処理に必要なサーバー リソースが不足しているため、実行できなかった要求の合計数を取得できます。

パフォーマンスカウンタの"Requests Rejected"で503エラーを返した件数を取得できます。

このページのキーワード
  • パフォーマンス モニター ASP.NET
  • パフォーマンス カウンター ASP.NET
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2021-10-30
作成日: 2021-09-06
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