Windows Server 2022に証明機関をインストールする (Active Directory 証明書サービスのインストール) - Windows Server

Windows Server 2022に証明書の証明機関をインストールします。
Windows Server 2022では証明機関の役割は、「Active Directory 証明書サービス」が持っています。

インストール手順

サーバーマネージャーウィンドウを表示します。[ダッシュボード]画面の[2.役割と機能の追加]をクリックします。


[役割と機能の追加ウィザード]ウィンドウが表示されます。[次へ]ボタンを押して進みます。~

[インストールの種類の選択]画面が表示されます。[役割ベースまたは機能ベースのインストール]ラジオボタンにチェックをつけます。[次へ]ボタンを押して進みます。


[対象サーバーの選択]画面が表示されます。インストールするサーバーを選択します。今回の例では自身のサーバーしか表示されていないためこれを選択します。選択後[次へ]ボタンを押します。


[サーバーの役割の選択]画面が表示されます。


役割の一覧から[Active Directory 証明書サービス]をチェックします。


チェックすると依存関係で必要となる機能が追加されます。[機能の追加]ボタンを押して機能を追加します。


[Active Directory 証明書サービス]にチェックがついたことを確認し[次へ]ボタンを押します。


[機能の選択]画面が表示されます。今回は追加の機能は必要ないので、何もせずに[次へ]ボタンを押します。


[Active Directory 証明書サービス]のインストール設定画面が表示されます。Active Directory 証明書サービスをインストールするとコンピューター名やドメイン名が変更できない旨の注意が表示されます。インストール前にコンピューター名を確定させます。コンピューター名やドメイン名の設定が終わりましたら[次へ]ボタンを押して進みます。


[役割サービスの選択]画面が表示されます。今回はデフォルトのままとします。デフォルトでは[証明機関]のインストールとなります。


[インストール オプションの確認]画面が表示されます。インストール内容を確認し[インストール]ボタンを押します。


インストールが始まります。



インストールが完了すると画面が下図の状態になります。[閉じる]ボタンを押して[役割と機能の追加ウィザード]を終了します。


インストールの確認

インストールが完了するとスタートメニューの管理ツールのフォルダに[認証機関]のショートカットが作成されます。


[証明機関]のショートカットをクリックしても下図のエラーが表示され、起動できません。先に証明書サービスの構成を実施する必要があります。
#(caption="エラーメッセージ",category="message"{[ Active Directory 証明書サービスを管理できません。
指定されたファイルが見つかりません。 0x80070002 (WIN32: 2 ERROR_FILE_NOT_FOUND) ]}

証明書サービスの構成

証明書サービスの構成を起動します。
サーバーマネージャーのウィドウを表示します。左側のメニューの[AD CS]の項目をクリックします。


芽ぬy-をクリックすると、下図の[AD CS]のウィンドウが表示されます。上部(サーバー名) で Active Directgory 証明書サービスの 構成が必要です のメッセージが表示されます。 右側の[その他...]をクリックします。


下図の[すべてのサーバー タスクの詳細]ウィンドウが表示されます。[すべてのタスク]欄に 展開後構成 の項目が表示されています。項目の[操作]の欄のリンクをクリックします。


[AD CS の構成]ダイアログが表示されます。

次の操作

ルートCAの認証局を構築する場合

こちらの記事を参照してください。

中間のCA認証局を構築する場合

こちらの記事を参照してください。
このページのキーワード
  • Windows Server 2022 証明機関 インストール
  • Windows Server 2022 証明機関
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2021-09-09
作成日: 2021-08-29
iPentec all rights reserverd.