Hyper-V の VHDファイルを VHDXファイルに変換する
Windows Server 2012でHyper-VのVHDファイルをVHDXファイルへ変換する手順を紹介します。
[Hyper-V マネージャー]を起動します。下図のウィンドウが表示されます。
ディスクを変換する場合
[Hyper-V マネージャー]の右側の[操作]ウィンドウの[ディスクの編集]メニューを選択します。
マウントされたディスクを変換する場合
VHDをマウントした仮想マシンを選択し、右クリックしポップアップメニューを表示し[設定]メニューを選択します。
Hyper-Vの仮想マシンの設定ファイアログが表示されます。
左側のエリアで変換するVHDファイルがマウントされている[ハードドライブ]を選択します。選択すると下図の画面に切り替わります。右側の[メディア]エリアにある[編集]ボタンを押します。
[仮想ハードディスクの編集ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
仮想ハードディスクに対して行うアクションから[変換]ラジオボタンをチェックします。チェック後[次へ]ボタンを押します。
変換先の仮想ハードディスクドライブのフォーマット形式を選択します。
VHDファイルをVHXDファイルに変換するため[VHDX]ラジオボタンにチェックをつけます。チェック後[次へ]ボタンを押します。
変換後の仮想ハードディスクの容量タイプを選択します。今回は[容量可変]を選択しました。選択後[次へ]ボタンを押します。
変換後のVHDXファイルの保存先を設定します。
保存先のファイル名を設定後[次へ]ボタンを押します。
仮想ハードディスクの編集ウィザードの完了画面が表示されます。[完了]ボタンを押すと変換が始まります。
変換中です。
変換が完了すると下図の画面に戻ります。
変換したVHDXへの変更は手動で設定しなおす必要があります。[参照]ボタンを押して、変換したvhdxファイルを選択します。
マウントする仮想ディスクのファイルをvhdx形式に変更し、[OK]ボタンを押してダイアログボックスを閉じます。
以上でVHDファイルをVHDXファイルに変換し、仮想マシンで使用する仮想ハードディスクファイルをvhdxに変更しました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。