ファイルをコピーする
PowerShellでファイルをコピーするコマンドを紹介します。
コマンド
ファイルをコピーするには "Copy-Item" コマンドを利用します。
書式
ファイル名を変えずコピーする場合
Copy-Item (コピー元ファイル) (コピー先ディレクトリ)
ファイル名を変更してコピーする場合
Copy-Item (コピー元ファイル) (コピー先ファイル名)
補足
DOSコマンドである
cp
copy
コマンドも利用できます。(Copy-Item のエイリアスになっています)
copy (コピー元ファイル) (コピー先ディレクトリまたはファイル)
cp (コピー元ファイル) (コピー先ディレクトリまたはファイル)
記述例
Copy-Item C:\data1\sample.txt C:\data2\
Copy-Item C:\data1\sample.txt C:\data2\example.doc
例
PowerShellを起動します。下図のウィンドウが表示されます。
サンプルドキュメントを "c:\data1\sample.txt" に用意します。
コピー先のディレクトリ "c:\data2" フォルダを用意します。
コマンドプロンプトで下記のコマンドを入力します。
Copy-Item C:\data1\sample.txt C:\data2\
コマンドを実行します。正常に実行されるとコマンドプロンプトの入力待ち状態になります。
"c:\data2"ディレクトリを確認します。data1 ディレクトリに配置した sample.txt がコピーされています。
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
掲載日: 2017-03-07
改訂日: 2023-03-22
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