ルートCA(証明機関)の証明書をインポートする - Windows

ルートCA(証明機関)の証明書をインポートする手順を紹介します。

概要

Symantecなどの外部の認証機関(CA)で発行された証明書を利用しない場合、自組織内の認証機関(CA)で発行された証明書を利用する必要があります。自組織の認証局で発行された証明書を利用する場合、その証明書を発行しているCAの証明書を「信頼されたルート証明機関」としてインポートする必要があります。

手順

CA(認証局)の証明書を取得します。CAの証明書の取得方法はこちらの記事を参照してください。


証明書ファイルをクリックして選択し、右クリックでポップアップメニューを開きます。メニューの[証明書のインストール]を選択します。


または、証明書ファイルをダブルクリックします。下図の証明書ダイアログが表示されます。証明書がインストールされていない状態では「この CA ルート証明書は信頼されていません。信頼を有効にするにはこの証明書を信頼されたルート証明機関のストアにインストールしてください。」のメッセージが表示されます。
ダイアログの[証明書のインストール]ボタンをクリックします。


[証明書のインポート ウィザードの開始]ダイアログが表示されます。


[保存場所]セクションで[ローカル コンピューター]ラジオボタンをクリックしてチェックを付けます。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。


[証明書ストア]画面が表示されます。


[証明書をすべて次のストアに配置する]ラジオボタンをクリックしてチェックします。チェック後[参照]ボタンをクリックします。


[証明書ストアの選択]ダイアログが表示されます。リストの中の[信頼されたルート証明機関]をクリックして選択します。選択後ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。


設定ができたら[次へ]ボタンをクリックします。


[証明書のインポート ウィザードの完了]ダイアログが表示されます。[完了]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。


「正しくインポートされました。」のメッセージダイアログが表示されます。

インストールの確認

インストールが完了するとCAの証明書を開いた際に、証明書の情報が表示されます。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2015-02-08
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