英語版 Windows 10 / Windows Server 2016 のコマンド プロンプトの表示を日本語表示に切り替える
英語版 Windows 10 / Server 2016 のコマンド プロンプトの表示を日本語表示に切り替える手順を紹介します。
デフォルトの動作
英語版Windowsのデフォルトのコマンドプロンプトです。フォントが Consolas になっており、日本語Windowsのコマンドプロンプトと見栄えが若干違います。
存在しないコマンドを入力します。エラーメッセージは英語で表示されます。
日本語を出力するプログラムを実行します。今回はSQL Server (日本語版)の osql.exe を実行します。出力が日本語のため、文字化けして表示されてしまいます。かなり不便です。
変更手順
コントロールパネルを表示します。[時計、言語、および地域]の項目をクリックします。
[時計、言語、および地域]の設定画面が表示されます。[地域]の項目をクリックします。
[地域]ダイアログが表示されます。
ウィンドウ上部のタブの[場所]をクリックして選択します。下図の画面が表示されます。
[主な使用場所]のコンボボックスをクリックします。下図のドロップダウンリストが表示されます。リストから[日本]を選択します。
続いて、[場所]タブをクリックして選択します。下図の画面が表示されます。[Unicode 対応ではないプログラムの言語]セクションの[システム ロケールの変更]ボタンをクリックします。
下図の[地域の設定]ダイアログが表示されます。
[現在のシステム ロケール]コンボボックスをクリックします。下図のドロップダウンリストが表示されます。リストから[日本語(日本)]を選択します。
選択後[OK]ボタンをクリックします。
システム ロケールが変更されると、下図の再起動ダイアログが表示されます。[今すぐ再起動]ボタンをクリックしてマシンを再起動します。
再起動後、コマンド プロンプトを開きます。下図の画面が表示されます。フォントが Consolas から MSゴシック に変わっており、見慣れた画面が表示されます。
存在しないコマンドを実行した場合のエラーメッセージも日本語になります。
osql.exe を実行します。エラーメッセージの出力も文字化けせずに表示されます。
以上の手順で、英語版Windowsのコマンド プロンプトの表示を日本語対応にできました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。