Visual Studio 2022でバージョン17.5にすると、ソリューションエクスプローラーのプロジェクトにファイルをドラッグ&ドロップできない現象について紹介します。
現象の確認
Visual Studioを起動し、ソリューションを開きます。ソリューション内にプロジェクトがある状態です。
または、新規にプロジェクトを作成します。
エクスプローラーでプロジェクトに追加したいファイルを表示します。
エクスプローラーからファイルをドラッグして、ソリューションエクスプローラーのウィンドウの
プロジェクトのノードにドロップします。
下図の状態では、プロジェクトのノード内にドロップしないため、ファイルを開く動作になります。
以前のバージョンのVisual Studioではプロジェクトのノードにファイルをドロップしてファイルを追加できましたが、
Visual Studio 2022 17.5 ではプロジェクトのノードにドロップしようとすると、
禁止アイコンのポインタに変わり、ファイルをプロジェクトに追加できません。
補足
Visual Studio 2022 version 15.5 ではエクスプローラーからソリューションエクスプローラーにファイルをドラッグ&ドロップできる動作になりました。
対処法:メニューから追加
ポップアップメニューから追加する方法であれば、ファイルを追加できます。
ソリューションエクスプローラーでプロジェクトのノードを選択し、右クリックします。
ポップアップメニューが表示されますので[追加]サブメニューの[既存の項目]をクリックします。
[既存項目の追加]ダイアログが表示されますので、追加したいファイルを選択して開きます。
ソリューションエクスプローラーにファイルを追加できました。
対処法:ファイルを配置
Visual Studio 2022 version 17.5の場合は、ファイルを配置するだけでソリューションエクスプローラーに
ファイルが反映される動作になっています。
ソリューションエクスプローラーのプロジェクトのノードを選択し右クリックします。
下図のポップアップメニューが表示されます。[エクスプローラーでフォルダを開く]の項目をクリックします。
エクスプローラーのウィンドウが表示され、プロジェクトのフォルダが表示されます。
配置したいファイルをコピー/移動して配置します。
プロジェクトのフォルダにファイルをコピーして配置しました。
Visual Studioに戻るとファイルを配置しただけですが、ソリューションエクスプローラーにファイルの追加が反映されています。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2023-05-07
作成日: 2023-03-08