目次

Visual StudioでC/C++のプログラムをデバッグしてもブレークポイントで停止しない - C++

Visual StudioでC/C++のプログラムをデバッグしてもブレークポイントで停止しない現象について紹介します。

現象

Visual StudioでC/C++のプログラムをデバッグしてもブレークポイントで停止しないことああります。リビルドやVisual Studioの再起動をしてもブレークポイントで停止しません。

原因

不明 (ビルドでバイナリが更新されない可能性か?)

対処法

Visual Studio のビルドのターゲットオプションを変更すると解消されることがあります。

Visual Studioのウィンドウの上部のツールバーの中央のコンボボックスを確認します。


プロジェクトの作成直後は[Any CPU]が選択されています。コンボボックスをクリックしてドロップダウンリストを表示します。


ドロップダウンリストから、対応CPUを選択します。今回は64ビットOSのマシンを利用しているため、[x64]の項目をクリックして選択します。


ターゲットが[x64]に設定されました。プロジェクトをビルドして、再度デバッグ実行します。


ブレークポイントで実行停止になることを確認します。

メモ
ブレークポイントで実行が停止するようになった状態で、ターゲットを[Any CPU]に戻してもブレークポイントで停止する状態でデバッグできます。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2020-06-16
作成日: 2018-03-08
iPentec all rights reserverd.