Visual Studio 2013 にてASP.NETプロジェクトをデバッグするとWebブラウザーの動作が重くなる - ブラウザーリンク機能を無効にする - Visual Studio

Visual Studio 2013 でASP.NETのWebアプリケーションをデバッグすると動作速度が非常に遅くなることがあります。特にページの内容が複雑になるほど動作速度が低下する傾向です。

具体的な症状

  • ページ表示後Webブラウザの画面が固まる
  • リンクをクリックしても反応しない
  • リンクをクリックしてもページが切り替わらない。2度目のクリックでページが切り替わる
などです。

原因

Visual Studio 2013で新しく導入されたブラウザーリンク機能のスクリプトの実行で時間がかかるため上記の現象が発生するようです。
デバッグ時のWebフォームのソースコードに下記のコードが記述されている場合、ブラウザーリンク機能が有効になっています。
<!-- Visual Studio Browser Link -->
<script type="application/json" id="__browserLink_initializationData">
    {"appName":"InternetExplorer","requestId":"1408f73083ee4f7da40ba47c3b91dd3e"}
</script>
<script type="text/javascript"
  src="http://localhost:58807/afd3470c7fa14305818727079b960815/browserLink" async="async">
</script>
<!-- End Browser Link -->

対策

Visual Studioのブラウザーリンク機能を無効にするとこの現象を回避できます。

ASP.NETプロジェクトを開きます。


下図のツールバーのボタンのドロップダウンメニューを表示します。[ブラウザーリンクを有効にする]メニューにチェックがついています。このメニューをクリックします。


メニューをクリックするとチェックが外れます。この状態であればブラウザーリンク機能が無効になっています。プロジェクトをデバッグして動作速度の低下が起きないか確認してください。


ブラウザーリンク機能を無効にできました。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2013-10-26
iPentec all rights reserverd.